「テクニックがあるので介護楽しい」小学生が介護体験講座 福祉学ぶ高校生が手ほどき【佐賀県】・・・というニュースの紹介です。
今日は、保険外での換気扇掃除や草刈り、ハウスクリーニングも含めて合計7件の派遣でした。そろそろ月末なので色々仕事も立て込んできました。
介護の先進事例やポジティブな取り組みの発信って、九州から届く割合が多い気がするのは僕だけでしょうか。
こういう取り組みはどんどんやって欲しいし、どんどん発信して欲しいですね。
弊社でも去年に続いて今年も中学生の実習生の受け入れ予定ですので、いろいろ現場を見学してもらったり座学をしたり車椅子の操作や体験をしてもらう予定です。
ニュース動画を見てもらえるとわかりますが、リフトやスライディングシートなどの使い方をきちんと教わっていて、身体に負担が少ない介護方法を学んでいます。これは本当にすごくいい取り組みです。
ただ、僕が心配なのは、こういうちゃんとした正しい技術を学んで介護現場に興味をもって入ってきてくれた若い人が、そういう技術やノウハウが一切更新されず、古き良き介護現場をただだた何も考えずに続けてしまっている現場に入った時に、思ってたのと違う、大変だと言ってるけど自分たちで大変な仕事をしてて改善の工夫もできない状況を見た時に、やはりこの業界に失望して去ってしまうのではないか、という心配です。
これ、これまでにもかなり多くの将来有望な介護職の卵を業界から去らしている原因になってる気がするんですよね。
こういう所から変えないとダメなんですよね。
ただ、現実問題、現場レベルで知識や技術のアップデートが必要なので、そういうのも含めて僕としてはリーダー養成が喫緊の課題であるとずっと痛感してきました。・・・まぁ本当に根が深くて難しい問題なんですけどね。だから中々解決しない。
だけど、介護業界に身を置く人間として、これは諦めてはならない問題課題であると思っています。
ですので、組織の中で改善していこうと頑張っているリーダー層には本当に頭が下がります。
小学生や高校生がここまで言ってくれているわけですよ。
こういう小学生や高校生が現場に入った時に、更にイメージをひっくり返せるような現場に変えてかないといかんでしょ、と思いましたし、それをするしかないな、と思いました。
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