昨日の自己肯定感に関する記事からの続きみたいな感じです。
自己肯定感が低いとどうしても他人に依存してしまう方向にいってしまう、という内容から、自己肯定感を高めていくには承認欲求についてもそれなりに理解しておいた方がよいであろう、という事で今日は承認欲求についての内容になります。
本当に最近よく耳にしたり目にしたりする機会が増えたんですよね、承認欲求とか自己肯定感とか。
あまり意識してはいませんでしたが、承認欲求というと誰かに認められたいとかそういう感じなんだと思うんですけど、昔からあまり褒められるような経験はしてこなかったので、そういう他人から褒められたりすることについては早い時期に諦めた気がします。
ただ、両親は褒めてくれたかなぁ。特に母親は褒めてくれたなぁという実感はありますね。しかし当時の僕はそれも受け入れないというか、親だから仕方なく褒めてるんだろう、なんて思ったりしてましたもんねぇ。
まぁ、とにかく他人に期待しなくなって自分で自分を褒めないと誰も褒めてくれないという状況で、自分くらい唯一の味方でいてあげようよ、というような感覚になったと思います。
そんなわけで、承認欲求についてWikipediaを見ながら調べていこうと思います。
他者から認められたい、という感じの欲求が承認欲求となんとなく思っていましたが、自分を価値ある存在として認めたい、という視点もあるんだと思うと、かなり自分を大事に思える思考が必要だなぁと思いました。
また、尊厳・自尊の欲求とも呼ばれるという事は、他人の尊厳を守る仕事の介護の仕事をしている自分としては、この承認欲求をより理解する事で、仕事の質を向上させる事ができるかもしれませんし、利用者さんの承認欲求を満たしてあげれるようなアプローチが、そもそも尊厳を守る事に繋がる、そんな気もしてきました。
これは介護関係なら必ずといっていいほど勉強してるやつですよね。
これこれ、思い出しました。
下から順番に満たされないと上の段階の欲求は満たせない、というやつだったかなぁ・・・。
よくよく調べてみると、自己実現と自己実現欲求は別物という事で、結構誤解されているようです。
こちらの記事でも記されていましたが、自己実現欲求については、それ以下の段階の欲求が満たされてなくても満たされる欲求のようです。
生理的欲求と安全の欲求と社会的欲求と承認の欲求については、欠乏欲求とされていて、自己実現の欲求とは別物であるとの事。
こうしてみると、承認欲求というのは結構最上位の欲求であるという位置づけのようです。
まわりから尊重されたい欲求が承認欲求という事のようですね。
んー、自分で自分を尊重して認めてきたつもりですが、周りから尊重されていると自覚していない状態でもそういう環境にある事で満たされる欲求なんだろうか・・・。
ここに書かれている事って、他者からの尊敬や高い地位の渇望や名声を得る事や利権を獲得する事や注目を集める事によって満たされる欲求って、あまりよくない・危ないよ、という事でしょうかね。個人的にもそう思います。
で、その上の段階の自己尊重感やスキルアップ、自己信頼感、自立性などを得る事で満たされる他人からの評価よりも自分自身の評価を重視できる事の方が大切で、それが妨害されると劣等感や無力感に繋がっていく、という事のようですので、やはり自分を自分で大事にする事が超重要って事ですよね。
そして、承認欲求というのはすごい協力でいろんな他の欲求を満たす役割もあるとの事でした。
さらっと調べてみましたけど、分かったようなわからんような、そんな感じ。
もうちょっと調べてみようと思って、とりあえず承認欲求レベル診断というのを見つけたのでやってみました。
あまり承認欲求は高くないようです。
確かにそうかも、という感じなので、面白そうと思った方は是非やってみてくださいませ。
とりあえず、承認欲求については何となくわかったような感じですが、このままだとだからどうなん?って感じなので、じゃあ承認欲求を満たすにはどうすればいいのか、という事を調べてみました。
他人から承認されたい。
自分でも承認したい。
承認される事で満たされるわけですよね。
この他者承認というのは、マズローの言う低いレベルの尊重欲求ですね。
ここを重視するとあまりよくないというか危険だよ、という内容でした。
誰しもが持っている欲求なので、意外とここを目標とか目的にしちゃいがちなんじゃないだろうか・・・なんて思ったり。
こちらが高いレベルの尊重欲求に該当しそうです。
こちらも誰しもが持っている欲求ですが、日本人だからなのか、あまり重視されていない気がしますが、実はすごく大事な事だと思います。
だって、これが妨害されると劣等感や無力感に襲われるわけで、それって本当に良くないですよね。
承認欲求が満たされるほど自己肯定感も高くなる。
人生もいい方向に動いていきそうな、そんな感じですよね。
みんな満たされてない、そんな時代なのかも・・・。
もうこれは自分で満たすしかないでしょう、他人にそこを期待しても仕方ないというか、そういう方向が強くなれば本当に依存的になって他責思考になっちゃうので良くないですよね。
SNSやネットが発達した事で他人の評価がダイレクトに個人で得られるようになったので、そういう他人からの承認への欲求が強まっちゃったんでしょうかねぇ。
インスタ映えとかそういう典型なのかなぁ、知らんけど。
足しかにイイネとかスキとか増えると嬉しいですけど、それを目的にnoteで記事を書いているわけでもなく、僕自身は単純に自分のインプットとアウトプットの為にやっているので、1つでもスキがついたら、僕のアウトプットが誰かのお役に立ててよかった、なんて思えて満足ですもんね。
とにかく動機というか原動力が自分自身の為にやっている事なので、自分が飽きたり継続する必要がなくなればやめるだろうし、そこを無理してやろうとは思ってないので、SNSで自分の承認欲求が多少は満たされていると思いますけど、それが全てではないしそこに依存はしたくないなぁと思いました。
でも、こういう承認欲求は誰でも持っている欲求なので、気がつかないうちにのめり込む危険性もありますよね。そうなっちゃうのも分かる気がするし想像はできます。
承認欲求を満たすには、上記の項目で満たす事ができるとの事。
まずは自分を認めるという事で、僕は主にこれをやってる感じですね。
自分の一番の味方は自分ですからね。
ピグマリオン効果というのは聞いたことはありましたが意味までは知りませんでした。
実際、僕自身もリーダーとして部下を何人も指導してきましたが、しっかりと期待を伝えて指導すると伸びる部下は多かった実感があります。
あとナルホドと思ったのが、自分で自分に期待する、という事。
これは手軽に実践できるし、やって損はない気がします。
これは僕はネガティブなラベリングを自分にしているような気がしますねぇ。
自分を認めてはいるものの、そんな特別ではないというラベリングもしているのも事実です。
ただ、性格を変えてこれた実感もあるので、こういうラベリングを変える事で良い方向に自分を変える事ができるようになるかもですから、ラベリングというのも意識しておきたいですね。
そうそう、これは重要です。
自分で自分を褒める。他人に褒められるの待ってる必要ないし、自分の良いところも悪いところも自分ではわかってるはずなので、良いところにフォーカスして自分を上げていけばいいんですよ。
さすがに自分の良いところを紙に書き出すのはちょっと何だか恥ずかしくて出来ませんけど、きっと効果は凄くあると思います。
むしろ良い事ですから、みなさんは是非やってみてください。
最後の自分を大事にできる人は人にも優しくなれるというのは介護の仕事でも大事な要素で、介護職だからこそ自分を大事にして自分で自己承認をして承認欲求を高めて、利用者さんに優しく対応できるようにつなげていくというのは専門職としてすべき努力なんじゃないかなぁと思いました。
アファメーションテクニックは聞いたことなかったので何のことかと思いましたが、ポジティブな言葉をちゃんと口に出してやる気やモチベーションを高めていく方法ですね。
実際、口に出すと違いますからねぇ。
言霊というか、だいたい口に出せば実現しますもんね。
昔、介護福祉士の試験にチャレンジする職員をデイサービスのホールに並ばせて、自分は合格します!と大声で言わせたなぁ・・・今ならパワハラになりそうですね。・・・でも、ほとんど全員合格しましたから、本当に口に出す事は大事です。
利用者さんであっても、介護職ならこういう視点は保っておきたいです。
そして、こういうコミュニケーションを取る事ができると本当にうれしそうにしてくれるし、利用者さん自身の承認欲求や自己肯定感も満たされるのでいい方向へもっていけるんですよね。
僕自身、常にこういうアプローチができないか探しているのも事実です。
職場やチームでは、感謝や称える事は重要です。
他人からの承認を待っているくらいなら、自分から他者への承認をこういうカタチで発信する事で、良い循環への呼び水になると思います。
こういう発信が出来る人が少しでも増えると職場やチームの状況って変わりますからね。
長くなりましたが、承認欲求について調べてみて、その満たし方も少し紹介できたと思います。