「仕事に人を合わせすぎる」日本社会。多様な人を雇うチョコレート店が示す職場との「健康的な関係性」・・・という記事の紹介です。
確かに仕事に合わせた生活になってるよなぁ・・・なんて思いながら読みました。
記事を読むまでしらなかったんですけど、映画になってるんですね。
面白そうです。
こういうの見ると元気もらえますね。
いいなぁ、と思える取り組みを自分でも実現してみたいものですが・・・やはりそこはそう簡単ではないですよね、もし簡単な事であれば、もっともっと現場の取り組みの多様性は広がっているはずですから。
凄い規模で展開してるんですね、全然知りませんでした・・・。
チョコとかお菓子屋さんとか、もういい年のおっさんなんで中々足が向かないですけど、そういう所にも興味をもってアクセスしないと時代に取り残されてしまいますね。
美味しそうだなぁ・・・でも血糖値が・・・体重が・・・。
多様性を認める職場づくりの最先端な感じですね。
見習いたいです。
一見、マネジメントしにくそうなチームですけど、それでも高品質な商品を作っているという所が凄いですし、そこがポイントですよね。
これからは商品の価値を高めていかないと生き残れないと思っています。
介護サービスは報酬で決まってしまうので、そこでの競争は起こりませんけど、そのサービスを提供する介護職の質がそのまま商品価値になりますので、そこで強みを作れないとダメだと思っています。
だから育成が本当に重要だと思っています。
そして、対人援助であり人生をそっと支える脇役ですから、人柄や性格も重要です。
ケアの場面で最も重要なのは、主役である本人との相性だと思います。
そこに合わせられる引き出しをいくつ持っているか、それが介護職の大きな武器になると思っています。
月給1万5000円って・・・、僕も衝撃を受けました。
安いだろうとは思ってましたが、そこまで安いとは・・・。
パンやクッキーって定番な感じですよね。
いやぁ、難しいですよね。
借金までしてやり遂げるまで継続したってのは本当にすごいし、信念というか、やってやる、という想いがないと難しいですよね。
200万とか400万の借金でさえ背負うのに相当な覚悟が必要な僕自身にとっては、凄いなぁ・・・の一言です。
チョコレートは作り直せる、というのは凄い着目点ですよね。
確かにそうだけど、その発想に至るのは難しいと思います。
いろんな意見を聞ける環境にあった事がすごいと思いました。
そして作業を細分化して、一人ひとりが得意な事を分担して一つの作品を作り上げる。
これって認知症ケアの作品作りや手作業でもやってますよね。
職員の理解が得られないと中々難しいんですけど、ちゃんと理解しているチームだと本当にうまく出来ます。
介護職だけじゃないかもですが、どうしても全員同じことを同じようにできる事を目的としてしまったり、きれいに上手に出来る事を目標にしてしまいがちですが、それを作っている本人が楽しくて満足していれば何も問題ないと思います。
みんなで作った作品が出来上がった時は、本当に楽しいし嬉しいです。
こういう特技とか見つけるのもコミュニケーションをとっていく中での楽しみの一つですよね。
何事もやってみてもらわないと見えてこない部分もありますので、そういうチャレンジも面白いです。
認知症ケアの中でも同じような光景があります。
互いに認知症でいろいろできない事もあるんだけど、助け合ったり励まし合ったりしていたり、意外と互いにできない事はお互いで理解していて手伝ってあげたり。
最初はそういうのを怪訝そうに見ていた周囲のお年寄りも、そのうち馴染んできて手伝える事を提供したりしてくれたり。
こういう環境づくりって、自然に出来上がる事もあるんですけど、大きな影響を持つのがその場にいる介護職です。
さりげない橋渡しや、さりげなくミスを予防するなどのフォローが出来ていると円滑なコミュニケーションが取れるようになります。
介護職が前に出て、ああでもないこうでもない、とやってしまうとみんな指示待ちなりますし、綺麗に丁寧に出来てないとダメだ、という感覚になるので”出来る人”や”上手な人”だけが取り組む作業になってしまいます。
そうなると認知症の方は居心地が悪かったり、作業に集中できないので他の事に興味がいったり、家事を思い出したりして周辺症状が出やすくなっていくわけです。
確かにイコールではありませんよね。
違和感や疑問も思う事って、ほんとうに大切ですよね。
たとえ疑問に思っても、その先へのステップには中々つながらないのかもしれませんけど、疑問もなく見てしまう事に慣れてしまうのは怖い気がします。
これ、介護の世界でも多いですよね。
あそこは軽度者ばっかりだからできる、とか。
そうじゃなくて、だいたいどこも同じような構成だと思いますよ。
出来る事が広がっている取り組みについては、やはりそこでの基本的な視点や取り組みがしっかりできているからだと思います。
認知症ケアにしても、基本的な認知症の方への対応など、ちゃんと普通にしていれば周辺症状が出ない取り組みなんて、いくらでも事例の報告はされてきました。
そういうのを自分たちでもやってみたのかそうでないのか、そういう部分の取り組みの積み重ねの差だと思いますし、そもそも発想できてないというか、自分たちの見てきた現実しか見えてない視野の狭い評価だと思います。
僕なら・・・というか、普通はきっと、え?どんな取り組みをしているの??・・・と思うはずです。
知りたくなるはずなんですよ、自分にできない事をしている事例があれば。
いいな、と思うような取り組みをしている事例があれば、どうやるの?って知りたくなりますよね。単純にそういう事だと思うんです。
そこに興味を持てるか持てないか、それだけの差だと思いますし、そこに興味を持てない状況って、介護の本当の面白さに気付けてないんじゃないかなぁ・・・なんて思います。まぁ、それだけ日常業務が忙しいんですけど、一方で出来てる場所もあるんですから、そういう視点で物事を見ていかないといけないと思いますし、そうでなければ同じ業界内で批判し合うだけで足を引っ張り合うだけですから、何も良くないと思うんですよね。
業界全体が大きな一つの職場として、足の引っ張り合いをしている状況って、多くの介護現場で見られる状況とも酷似しますので、業界全体で雰囲気を変えていきたいものです。
どんどん切り込んでいる感じですね、なんだかすごいです。
こういうの良いですよね、その人のための環境づくり。
そういうのが多様性を認める職場づくりなんだと思っています。
認知症ケアでも、職員によく言ってたのが、『全員に平等に特別な対応を』という言葉です。
よく職員から、なんであの人だけ特別なんですか!?って詰め寄られたり文句言われたりしてきて、こればっかりは通所という集団生活の場、という事もあって、うまく個別ケアに正当性を持たせる説明ができなかったのですが、本当にイライラして思わず口に出たのが上記の『全員に平等に特別な対応をすれ!』でした。
それ以来、気に入って良く説明に使っています。
自分自身が判断する立場となると、僕自身はこういう決断ができるかどうかわからないです、難しいと思います。
ただ、こうして客観的な立場で見れると、こういう取り組みって投資だと思うんですよね。創業者は、そこに投資をして回収できる見込みが見えたんだと思います。それは金銭的な回収だけではなく、経験値的な意味の方が強かったのかもしれませんが、こういう取り組みの積み重ねで、たとえばこのケースではうまくいかなかったけど、次のケースではこの経験があったからうまくいった、という所に繋がるという視点。
常に現状に満足ぜず、何かもっといい方法がないか、もっと改善できる事はないか、という視点があるからできた事なんだと思います。
見習わないといけない視点ですよね。
こういう取り組みで業界の雰囲気が変わっていくといいですね。
こんな事では満足できない、そういう視点は人生を支える介護現場にも本当に必要な視点だと思います。
人間って環境に応じて要求のレベルも変わりますよね。
介護の基本的な考え方の部分で、絶対学んでいる内容なんですけど覚えてますか?
利用者さんでも職員でも、どんどんと要求がエスカレートしていく様子はあります。
それって、自然な事なんですよね。
だから、それをどう受け止めて、どう返すのかは上司の腕の見せ所だと思います。
そして、ケアの場面でもですが、やはり最終目標は自己実現であるべきです。
それは、利用者さんもそうですけど、職員もそうであった方がよいと思います。
目標があって、そこに向かっていく。
ハッキリしていて良いですよね。
その中でも無理をしない、みんなで少しずつ前進していく。
一人で頑張っても物事は動かないという事でしょうね。
実際、そう思います。
そして、みんなで一緒にもがく=苦しむ。
ここも重要なポイントだと思います。
苦労しない先にはそれなりの到達点しかないと思っています。
『全ての人々がかっこよく輝ける社会』の実現という、結構大変な目標にむけての取り組みですから、それなりの大変さがあると思います。
そこも一緒に楽しめる、経験できる仲間が必要という事ですよね。
そういう部分でも、目標や理念の一致は本当に重要だと思います。
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