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要介護者も高齢化が進む 85歳以上が初の5割超 前期高齢者らは過去最少に=厚労省調査・・・という記事の紹介です。

今日は、朝からお風呂掃除と昇降介助と草刈りなどで動き回りました。


結構広範囲で動いたので、試しにどのくらい移動したのかをGooglemapで調べてみると、本日は62kmほど移動したようです。

地図の青色のピンは、利用者様のお宅を登録してあって職員で共有してあるのですが、ほぼ北の端(白老町)から南の端(室蘭市)まで移動した事になります。

室蘭市の一番遠い所まで行ってたら80kmくらいになったかなぁ・・・という所ですね。

ざっと調べると、大阪府大阪市から滋賀県の草津市とか奈良県の天川村とか和歌山県和歌山市まで移動したのと同じくらいでした。

北海道の一つの市とか町や村が、本州の県くらいデカイので、旅行の際は無理してあちこち回ろうとしない方が無難です。

北海道はこの移動距離が結構な経営のポイントになります。
訪問事業なので可能な限り効率的な派遣スケジュールを組まないと無駄な動線になってコストが上がってしまいますし、冬場は積雪があるので移動時間についても考慮しないといけません。
本州と違ってこのあたりの調整は難しいと思っていますが、それでも極限まで効率化する必要があるので、弊社ではそれを可能にする為に誰でもどこにでも派遣に入れる状態を構築している最中です。

このあたりも走りながら対応していくしかないし、開業したての事業所なので地域や場所で選り好みしている場合ではありませんので、事業が軌道に乗った時にどんな形で出来上がってるのかを見てからの工夫になっていきそうです。

さて、それはそうとして本日、草刈りで伺った所ですが、実は退院予定なんですけど自宅の草がひどい事になっていて家に入れないのでお願いしたい、という保険外対応でケアマネさんからのご依頼でした。

事情があって玄関からの出入りはされてなかったそうで、いつも裏口からの出入りをされていたらしいのですが、裏口に向かう通路が草でびっしりでした。人の背丈くらいある結構な草が生えていたり。

さっそく鎌で払ってどんどん草を刈っていき、だいたい15分で裏口まで人が二人並んで歩いても通れるようにしました。

刈った草を綺麗にまとめて集めたりする必要がなく、庭の奥の方とかに投げ入れるくらいでよかったので楽な作業でした。

ケアマネさんが自分で処理しようと思っておられたようなので、こういう事はうちらにお任せください、とアピールしておきました。
実際、こういうのはケアマネさんの仕事ではありませんもんね。

15分の作業だったので500円の請求になる事を説明すると、こんな作業だったのでもっと請求した方がいいのでは・・・と言って頂けました。
僕としてはお値段以上の仕事ができてうれしかったですし、こちらのお宅のご利用者様の介護サービスも弊社に依頼してもらえる事になったので、それこそ500円(15分)以上の価値のある仕事になりました。

老々介護で認知症も進んできている家庭の様で、現在はお二人とも入院されているようですが、そろそろ退院して自宅での生活に戻るとの事で、ここからば僕ら在宅のヘルパーの腕の見せ所といった感じです。

さて、そんな事もあった今日ですが、こちらのニュースが気になりました。

要介護者は、85歳以上が増えて84歳未満は減る傾向が鮮明になっている。

85歳以上は全体の53.3%。前回調査の3年前(2019年)より4.0ポイント上がり、初めて5割を超えた。

一方で84歳以下は減少。65歳から74歳は10.5%、75歳から84歳は33.8%となり、それぞれ過去最少を更新した。

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どんどん高齢化が進んでいるという事ですよね。
これからは85歳以上の方が増えていくという事のようです。

この調査は厚労省が昨年6月に行ったもの。高齢者が要介護になった原因も報告されており、多い順に認知症、脳血管疾患(脳卒中)、骨折・転倒となっている。

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要介護状態になる原因も、認知症が一番多いみたいです。
4人に一人は認知症になると言われていますので、今後はどんどんと要介護者が増えていきそうですね。

介護予防の対策も時すでに遅し・・・という感じでしょうか。
とはいっても、今からでもタンパク質をしっかりとる習慣、運動習慣、水分をこまめにとる習慣を習慣化しておく事は重要です。
これは若くても高齢でも今から初めておくべき予防の取り組みと思います。

筋骨格が弱ると転倒骨折のリスクも高まりますので、認知機能低下を予防しつつ筋骨格をしっかり鍛えておく、水分をしっかりこまめにとる事で血液をサラサラな状態にしたり脱水を防ぐ事で脳卒中を防ぐといったこれらの取り組みをすることで、要介護状態になるリスクを低下させることができるというデータでもあると思います。

介護予防が本当に重要だと思いました。

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