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全国老施協「管理者の兼務を認めて」 介護事業所の人員配置基準の見直しを提言=規制改革推進会議WG・・・という記事の紹介です。

先日、車のドアに左手の小指を思いっきり挟んでしまいまして(ドアが完全に閉じた)、爪の真ん中で横に割れて結構な出血になりました。

郵便物の受け取りに郵便局について車を降りる時の事でした。

挟んだ瞬間に痛みで『指を挟んでもうた!』とわかって、ドアを見ると閉じたドアに見た事がないような形状で指が挟まってました。

・・・なんで指が挟まってるのにドアが閉まってるの???
小指どうなってんの???

と、本当にスローモーションのようなゆっくりな時間が流れていました。

こういう時って意外と冷静なんだなぁ・・・なんて思いながらドアを開けて挟まっていた小指を見ると、すぐに爪から血があふれてきたので、これは爪が半分から剥がれたかもな・・・と思いました。

郵便局の受付で荷物の受け取りをお願いすると、小指の出血に気が付いた局員さんがティシュと絆創膏を持ってきてくれました。
郵便局員さん、本当にありがとうございました。助かりました。

思ったよりずきずきしないなぁ・・・なんて思いながらその後も仕事をしていましたが、少しずつ出血の量は減りましたが、結局完全に血がとまったのが翌日の夜でした。
どうやら爪は剥がれてなくて横に亀裂が入っていて、そこから出血していたようです。

たぶんですけど、挟まった時に爪の亀裂が入っている部分で身が裂けたんだろうと思います。

今では痛みもなく腫れも熱も出てないのでこのまま治りそうです。

傷が血で覆われて出血が治まり、日に日に治っていくのを見ていると、人間の身体って本当に面白いなぁ、うまいこと出来てるなぁ・・・なんて思います。

そんな今日この頃ですが、前回ちょっと記事にした続報みたいなニュースが出ていたので紹介します。

前回の記事では、厚労省が検討していますよー、みたいな感じでしたが、今回のニュースは介護現場側からも、管理者の兼務を認めたり要件緩和を求めたりしている内容のようです。

特別養護老人ホームの経営者らで組織する全国老人福祉施設協議会は、管理者の複数事業所の兼務を今より柔軟に認める方向で人員配置基準を弾力化すべきと提言。「管理者が兼務することで経営の合理化が推進され、全体を総合的に管理することができる」と主張した。

JOINT

確かに経営の合理化が図れるとは思いますが、個人的には管理者を担えるような人材不足も大きくあると思っています。

規制改革推進会議の関係者は会合後、「厚生労働省は総じて前向きに検討していく姿勢をみせた」と説明。今後も具体化を働きかけていく意向を示した。次の2024年度の介護報酬改定をめぐる論点の1つになる見通し。

JOINT

同一拠点内の事業所については、将来的に一人の管理者が統括管理する形になりそうですね。
たとえば、これまで僕自身が拠点長をしており、その下に各事業所の管理者が配置されていましたが、これら複数の管理運営を一人で行う事で、管理者配置分の人件費が浮くので、その人件費分で現場へマンパワーを充足させる事も可能になります。

まてよ、この改正をして管理者配置要件を緩和するので基本報酬を下げるような提案を財務省あたりがしてきそうですね。
そうなると意味ないなぁ・・・と思います。

こうしたルールの解釈が自治体ごとに異なり、地域によって運用に差があるとの指摘も多い。

JOINT

これも大きな課題ですね。
自治体によってのローカルルールとはすぐにでも撤廃できそうなのになぜ遅々として進まないのか謎です。

既に厚労省はこういうローカルルールをなくして全国標準化するよう指標を出していますので、早く徹底させてもらいたいものです。

全国老施協は会合で“現場の声”として、「管理者に求められる機能は、運営管理なのか経営管理なのかによって異なる。小規模事業所の管理者が担っているのは、そのほとんどが運営管理。経営的視点を持ち合わせている人材は少なく、人事・会計・契約などは本部が行っている場合が多い」と報告。「管理者が兼務することで事業所の方針などが統一され、サービス間連携がしやすくなる。運営管理者もサービスに専念でき、サービスの質の向上が期待できる」とプレゼンした。

JOINT

良い提案と思いました。
同一拠点内でも、管理者同士の相性や連携がうまくいかなくていろんな弊害が出ているケースもあります。
そういう弊害も解消できそうです。

人事・会計・契約などは本部が行っているケースが多い・・・こういう役割も明確にして現場の管理者がすべき業務内容とか区別してくれれば、より事業所の管理者が何をすべきか分かりやすいですよね。

うちも人事は本部でやってくれたら、僕自身はもっとマネジメントの方に注力できるのですが・・・。

あわせて、「慢性的な人材不足で経営を任せられる人材も少なく、事業所の推進・拡大も容易ではない」などと理解を求めた。

JOINT

そうそう、これが結構地味に大きな課題だと思っています。

会合ではこのほか、管理者の兼務を可能とすべく現行の人員配置基準の解釈を明確化したり、ローカルルールをなくしたりするよう要請する声もあがった。

JOINT

どんどんと現場のマンパワーに関わらない部分での効率化は進めて欲しいですし、どの自治体でも同じ運用をしてほしいですね。

同じ介護保険法の枠内でやっているはずなのに、自治体によって必要書類が違ったり運用の解釈が違ったりするのは本当に迷惑です。

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