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最初から最後まで醜さたっぷり 映画『マネーモンスター』


 

あらすじ

司会者リー・ゲイツの軽快なトークと財テク情報で高視聴率を稼ぐ人気テレビ番組「マネーモンスター」の生放送中、ディレクターのパティは、スタジオ内に見慣れない男がいることに気付く。すると男は突然拳銃を振りかざし、リーを人質に番組をジャック。テレビを通じ、意図的な株の情報操作によって全財産を失ったと訴える。男の言う情報は、番組が数日前に放送したもので、リーは無自覚に誤った情報を発信していたことに気付き、カイルと名乗る男とともにウォール街の闇を暴くために動き始める。

 

1時間43分の中に人間の醜い部分がたっぷり詰め込まれています…
暴力、無関心、責任の押し付け合い、不正、弱者が弱いままの社会などなど、サクッと観られる上映時間なのによくここまで詰め込めたなと驚きました。ただ、それらはあくまでもサブコーナーで、緊張感のある生放送ジャックがメインのコーナーになっています。犯人、ジャーナリスト、警察の三勢力が目まぐるしく関係を変えて進む事件からは目が離せません。
「分かりやすく誰でも楽しめるサスペンス映画!」では終わらず、世間の良くない部分を伝える報道番組のような側面もある映画だと思います^^
キャストも豪華ですし、時間対満足度がすごく高かったです!


1月の最後あたりまではなかなか時間がとれないので、こういった簡略版でいくつか書いていこうと思います;;

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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