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岡田准一、坂口健太郎と行く、泥沼修羅場めぐり 映画『ヘルドッグス』


 

こんな人にオススメ

  • アングラな世界観が好きな人

  • 強面な俳優陣を楽しみたい人

  • 途切れることない緊張感を味わいたい人

去年の9月公開の割には、かなり早めに配信に来た印象です。暴力的なシーンがまあまあ多めでかなりショッキングなシーンもあった気がしたんですが、レーティングは意外にPG12です。俳優陣の画力とアングラな雰囲気、潜入捜査の緊張感が合わさってPG12とは思えない作品になっていたと思います(^-^;

あらすじ

愛する人が殺される事件を止められなかったことから闇に落ち、復讐のみに生きてきた元警官・兼高昭吾。その獰猛さから警察組織に目をつけられた兼高は、関東最大のヤクザ「東鞘会(とうしょうかい)」への潜入という危険なミッションを強要される。兼高の任務は、組織の若きトップ・十朱が持つ秘密ファイルを奪取すること。警察はデータ分析により、兼高との相性が98%という東鞘会のサイコパスなヤクザ・室岡秀喜に白羽の矢を立て、兼高と室岡が組織内でバディとなるよう仕向ける。かくしてコンビを組むことになった2人は、猛スピードで組織を上り詰めていく。

俳優陣が怖すぎる…

 

出演されている俳優陣は全員強面で迫力がありました(^-^; 特に主要キャストは、それぞれ違うタイプの恐ろしさでプレッシャーをかけてきます;; 坂口健太郎は観るからに取り扱い注意なサイコパスを演じていて、画面にいるだけでハラハラしてしまいます... ラスボス的なキャラクターを演じるMIYAVIは完全に魔王の風格でした。意外だったのははんにゃの金田哲が出ていたことで、ヤクザ役のイメージは全くなかったんですが、他とは違うインテリな雰囲気がバッチリ決まっていました^^

岡田准一ももちろん強面なんですが、怖さよりもかっこよさが勝ってしまいます…

バレたら終わりの緊張感

 

潜入捜査官ものではお決まりのバレたら終わりの緊張感が、イカれたバディ(坂口健太郎演じる室岡)のおかげでパワーアップしていたと思います。どんどん深みにはまる兼高(岡田准一)を心配しつつ、室岡の動向も心配しつつ、潜入がバレそうな状況にドキドキしつつ観ないといけません笑

怒涛のラスト

 

劇中のかなりの時間は、兼高と室岡のバディものとしても観れます... その中で散りばめられる彼らのバックグラウンドとラストへの布石は、途中全て回収し切れるのか疑ってしまいました。原作を読んでいなかったので、もしかしたら続編があるんじゃないかと思ったぐらいです(^-^; ですが、怒涛の追い込みで加速してまさかのラストに繋げてくれました。

最後に

緊張に始まり緊張で終わる、最後まで予測不可能な映画でした。ハラハラしっぱなしなので、体力的、精神的に余裕のある時に観るのが良さそうです!

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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