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君も、僕も、きっと太陽。 映画『ワンダー 君は太陽』


 

こんな人にオススメ

  • 人間関係で悩んでいる人

  • 元気になりたい人

  • 口角のストレッチをしたい人

前におすすめされていてずっと気になっていた『ワンダー 君は太陽』を観ました。明るく感動できる場面だけでは決してないんですが、太陽の光を全身に浴びたようにポジティブになれる映画です^^ 最近物騒な映画ばかり観ていた反動なのか、心が浄化された気がします笑

あらすじ

ごく普通の10歳の少年オギーは、生まれつきの障がいにより、人とは違う顔をもっていた。幼い頃からずっと母イザベルと自宅学習をしてきた彼は、小学5年生になって初めて学校へ通うことに。はじめのうちは同級生たちからじろじろ眺められたり避けられたりするオギーだったが、オギーの行動によって同級生たちは少しずつ変わっていく。

家族の温かさ

 

人と見た目が違うオギーは何度も困難にぶつかります。子供ならではの残酷ないじめや友達付き合いなど、観ていて心苦しい場面もありました;; ただ、そんな時は必ずお母さんやお父さん、お姉ちゃん、デイジー(愛犬)が支えてくれて、直ぐポジティブな気持ちに切り替えて観ることが出来ます。こういったオギーと家族のやりとりには深刻な相談の時でさえ思わず笑顔になってしまうような微笑ましさがありました。真顔で観ている時間よりも口角が上がっている時間の方が多かったと思います^^ 

少し心配性なお母さんと頼りになる?お父さんのコンビは『スター・ウォーズ』ならハン・ソロとチューバッカのコンビぐらいバランスがよくて安心感がありました笑 後々分かるんですがお姉ちゃんも良い子すぎます…!一人暮らしの学生にはなかなか辛い温かさでした笑

君も僕も太陽

 

オギーの周りにいる人達がどういった人なのか、何を考えて彼に接しているのかを掘り下げるサブパート?(オギー以外のキャラクター視点で描かれる短編的なお話)がかなり充実していました。これが本作をずっと笑顔で観られた大きな理由だった気がします。

  • オギーにただただ優しいだけの映画ではなく、その優しさにしっかり訳がある(理由がある)ことを感じられる

  • それぞれのサブパート後に登場人物が一気に魅力的に観えてくる

  • 誰にでも大切に思う人と、大切に思ってくれる人がいることを感じられる

などなど、このサブパートの恩恵は計り知れないです笑 視点がずっとオギーのままだったら、面白さや感じることも別物だったと思います。

 

最初こそオギーを中心とした太陽系(人間関係)の話に観えたんですが、誰にでも大切に思う人と、大切に思ってくれる人がいることを意識してからは一気に見方が変わりました。太陽のように周りに影響を与えるオギーを観る映画ではなく、誰もが誰かの太陽で、互いに影響を与えているということを実感させられる映画だったと思います。全年齢観られる内容のはずなので、大切な人と観て、忘れがちな日ごろの感謝を伝えるのもありなんじゃないでしょうか。

最後に

『スター・ウォーズ』のネタが結構出てきて嬉しかったです^^
観終わって内容を知ってもまた観たくなるぐらい明るいエネルギーに溢れた、ポジティブになれる映画でした…

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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