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【映画感想】鉛筆なんて序の口?何でも武器にする激強女スパイ 映画『アトミック・ブロンド』

『ジョン・ウィック』シリーズや『デッドプール』でお世話になっていたデビッド・リーチ監督のスパイアクション映画。

音楽の使い方やカラフルな照明など、所々『ジョン・ウィック』っぽさを感じる場面があって嬉しかったです^^
反面、ストーリーがなかなか複雑で見応えもありました。

この記事は映画『アトミック・ブロンド』のネタバレを含みます。ご注意下さい。

 

あらすじ

冷戦末期、ベルリンの壁崩壊直前の1989年。西側に極秘情報を流そうとしていたMI6の捜査官が殺され、最高機密の極秘リストが紛失してしまう。リストの奪還と、裏切り者の二重スパイを見つけ出すよう命じられたMI6の諜報員ロレーン・ブロートンは、各国のスパイを相手にリストをめぐる争奪戦を繰り広げる。

カラフルベルリン

ロレーンのファッションも魅力の一つです^^ 

冷戦時代のベルリンは灰色で暗いイメージです…
歴史の教科書などでもそんな写真が多かった気がしますし、映画でも暗い雰囲気の作品が多いように思います。

この作品はそんなイメージをいい意味で裏切ってくれました。
自室や時計屋、バーなど目が痛くなるぐらいのカラフルな照明で観ていて楽しかったです^^
しかも、大抵アクションシーンより会話のシーンにこういった照明が多く使われていて、観客が飽きないようなアクセントとして働いていました。

適度に泥臭いアクション^^

 雄叫びもガチでした(^-^;

本作では銃撃戦よりも肉弾戦の方が多かったです。
しっかりロレーンも強いんですが、狙撃から逃れて入った建物での長回しアクションは、だんだん疲弊していく彼女の様子がリアルで緊張感があります…
余裕で敵を倒すわけではなく、敵の攻撃もしっかり食らったうえで手あたり次第に周りのものを武器にするアクションは見応えバッチリでした。
コンロ?やキー、栓抜きなど結構痛々しい、目を背けたくなるシーンも時々あります(^-^;

複雑な工作合戦

パーシヴァルもイイ味出してます。

取調室で作戦の内容を少しずつ振り返る内容になっていて、時系列が少しだけ分かりづらいです…
加えていろんな立場のスパイが出てきて「2重スパイがいる!」みたいな話まで出てくるので、誰がどの立場の人間なのか把握しながら観るようにしないと混乱します。
私自身観終わった後に解説してくれているサイトで確認して何とか理解しました(^-^;

めちゃくちゃ難しいというわけでもなかったので、アクションも頭脳戦もどちらも楽しめる映画だったと思います。

最後に

主演シャーリーズ・セロンのかっこよさにすっかり魅せられてしまいました…
既にネトフリで『アトミック・ブロンド2』の制作は決定しているらしいので、楽しみに待ちたいと思います^^

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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