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バットマンVSリドラーVSゴッサム 映画『THE BATMAN ザ・バットマン』


 

こんな人にオススメ

  • サスペンス映画好きな人

  • ヒーロー映画好きな人

  • ホラー映画好きな人?

公開当時に映画館まで観に行きました。かなり前なので記憶も曖昧ですが、暗くて細かいところまでよく観えなかった覚えがあります(^-^; 今回は明るい画面設定で観たので、体感観えるものが増えました笑 他のヒーロー映画をある程度観ていると、今作の異質さがより楽しめると思います。

あらすじ

青年ブルース・ウェインがバットマンになろうとしていく姿と、社会に蔓延する嘘を暴いていく知能犯リドラーによってブルースの人間としての本性がむき出しにされていく様を描く。両親を殺された過去を持つ青年ブルースは復讐を誓い、夜になると黒いマスクで素顔を隠し、犯罪者を見つけては力でねじ伏せる「バットマン」となった。ブルースがバットマンとして悪と対峙するようになって2年目になったある日、権力者を標的とした連続殺人事件が発生。史上最狂の知能犯リドラーが犯人として名乗りを上げる。リドラーは犯行の際、必ず「なぞなぞ」を残し、警察やブルースを挑発する。やがて権力者たちの陰謀やブルースにまつわる過去、ブルースの亡き父が犯した罪が暴かれていく。

超ダークヒーロー

 

サスペンスアクションということでシンプルなヒーロー映画では終わらない予感はしていました… ただ、ヒーローには到底観えない行動や演出ばかりで想像のはるか上を行くダークヒーローぶりだったと思います。キャットウーマンの部屋を覗いたり警察から追われたり、精神を病んでいたり…他の映画ではなかなか観られないヒーローの闇を存分に観ることが出来ました。このダークな部分が事件を解いていくにつれてどう変化するのかというのも大きな見所です。こんなにヤバいヒーロー?がいたら犯罪率は激減しそうなものですけど(^-^; バットマン以上にゴッサムの闇は深いということなのかもしれません…

ホラーすぎるカーチェイス

おおよそヒーローの顔付きではないです…

ペンギンとバットマンのカーチェイスはお馴染みのバットモービルも出てきて一瞬カッコいいチェイスを期待してしまいます(^-^; ただ、本作ではそんな期待をいい意味で裏切ってくれるホラー映画のような演出が観れました。どこまでも追ってきて爆発すら抜けて出てくるバットモービルはもはやモンスターです笑 追われるペンギンのリアクションも抜群で、命からがら逃げるやられ役が板についていました笑 このシーンに限らずBGMもホラーな雰囲気です。物語とは別に他のヒーロー映画とのギャップが個人的には楽しい映画でした^^

サスペンス×成長物語

 

約3時間の骨太サスペンスでありながら、謎解きにバットマン本人の生い立ちが絡んでくることでダークヒーローが誕生する過程も楽しむことが出来ます。物語の終盤、少年に向けて手を差し伸べるシーンは普通のヒーローであればカッコいいと感じるはずなのに、バットマンが誕生した瞬間として感動してしまいました;;

最後に

ポスターの「マスクに隠された嘘を暴け。」は観終わってみるとかなり良いフレーズに思えます。少し長いですが『セブン』や『SAW』シリーズが好きな人なら特に楽しめそうな作品でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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