【映画感想】昔の近未来像(2015)がなかなか楽しい 映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの2作目。
前作のラストを少しだけ引っ張ってきて「これまでのお話」として映し、そのまま本編に入ります。
一作目から間隔を空けて観ると取り残される可能性があると思います;;
最大限楽しむ為にも一気見推奨です。
あらすじ
2015年像
一作目は過去にとびましたが、いよいよ今作では未来(2015)に行ってくれました^^
私の中で『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズは未来世界のイメージが強かったです。
こういった空想の未来を描いた映画を観ると、思いの外現実に近かったりします。
飛び出す『ジョーズ』の看板?は3D映画っぽいですし、いろいろな景色を映せる窓は薄型の壁掛けテレビっぽさがあります。
もし劇中で出てきた空飛ぶ車があれば、通学や通勤での渋滞もなくスムーズに移動できそうです^^
私は即事故りそうなので運転する気ないですけど…
メインテーマと映画の相性
独特な2015年の世界でメインテーマがかかれば、もうそれだけでワクワクが止まりません。
シリーズを通して使われる曲だと思うんですが、スター・ウォーズの様なSFを感じさせる曲調なので未来編でかかった時が一番印象に残りました。
映画と曲の相性が良すぎて、観るたびに曲は映画を、映画は曲を補強しているように感じます。
音楽についてはズブの素人なのでなぜかは分からないんですが、この曲を聞くとどうしようもなくこの先の物語への期待感が湧いてくるんですよね…
人によっては…
基本的に同じ土地で時代を変えて物語が進むため、舞台と登場人物が固定化されています。
街や人の意外な変化を楽しめるのは間違いないんですが、話の規模があまり広がらないと感じる人もいるかもしれないです。
加えて、トラブルを一つ片づけたらまた新しいトラブルが出てくるという、「海外ドラマの話、全然すすまない問題」に似た感覚を抱く人もいる気がします。
私は大丈夫でしたが、振り返ってみるとこういう見方もできるんじゃない?というお話でした。
最後に
三部作の二作目ということで前回出たトラブルを解決しつつ、次回にも繋げて、しかも伏線とその回収まで行うという構成でした。
難しい場面は一切なく伏線も分かりやすく、かといって子供向けと一括りにできないほどの多少の複雑さがある、狂気のバランスで成り立っている脚本だと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!!
画像の出典
バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)
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