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ゲームに触れていないと難易度ベリーハードな映画 映画『アサシンクリード』


 

こんな人にオススメ

  • 原作ゲーム『アサシンクリード』シリーズが好きな人

  • 歴史が好きな人

  • 伝説のアサシンになりたい人

UBIソフトのゲーム『アサシンクリード』シリーズの映画です。ゲーム自体はステルスよりもRPG色が強くなった『アサシンクリード オデッセイ』からプレイして、『ヴァルハラ』と併せて200時間ぐらいはやったと思います(^-^; UBIお得意の広大なマップと莫大な数の収集要素の組み合わせでお散歩ゲーとしても面白いのでやったことがない人には是非プレイしてみてほしいです。

この映画はそういったRPG風な最近の作品ではなく、ステルスアクション、パルクールアクションを大きな売りにしていた少し前の作品たちを基にしています。物語の基本は最初に教えてくれますが、ゲームを触ってアサシンを動かす楽しさを知っていた方が何倍も楽しめる映画だと思います…

あらすじ

記憶を失った死刑囚カラム・リンチは、遺伝子操作により祖先の記憶を追体験させられることとなる。カラムの祖先はルネサンス期のスペインでテンプル騎士団に立ち向かうアサシン教団の伝説のアサシンで、禁じられた秘宝のありかを知る、歴史上最後の人物でもあった。現在と過去を行き来する中で、カラムは自身の遺伝子に秘められた、人類の歴史を変えるある秘密を知る。

時代を跨いだ超大作?

SFチックな施設も出てきます。

この映画では伝説のアサシン(こうやって書くと少し恥ずかしいです笑)の子孫が覚醒する現代パートと、その子孫が追体験する記憶=過去パートに分かれています。現代編では正体不明の施設や組織を探るサスペンス映画的楽しみ方を、過去編では作り込まれたセットでパルクールや暗殺といった独特のアクションを楽しめます。

  • 二つの時間軸が何百年単位で離れている

  • アサシン教団VSテンプル騎士団の勝敗が全人類を左右する

という時間的にも物理的にもものすごいスケールで話が進んでいくので、続編をいくらでも作れそうな雰囲気でした笑 ゲームのようにどんどん続編も出してほしいんですが…あまり評判は良くないので厳しそうです;;

少し複雑すぎる?

ゲームありきの作品と思えば大満足なんですが…

冒頭でざっくりとした背景を説明してくれるものの、かなり目まぐるしく過去と現在が変わってストーリーを整理しづらい面はあったかもしれません。私自身中学生の頃に小説で読んだ記憶をかき集めてなんとか理解しました…もしかしたらゲームに少し触れた人でさえ、取り残される可能性があるのかもしれません;;

ゲームファンへのサービスは満載

 

屋根伝いで繰り広げられるパルクールアクションやアサシンブレード(アサシン教団のシンボル的武器)はたっぷり観られますし、フードを被ったおなじみの姿は最高にかっこいいです^^ そして、イーグルダイブ(落下ダメージ無効になる魔法の跳び方)を目玉にしてくれたのはゲームのファンとして嬉しかったです。ゲームをやっていない人がこの落下シーンを観て何か感じるかと聞かれても、何も答えられないですけど(^-^; ゲームのステルスアクションについても凄く頑張って入れようとしてくれていた気がします。

最後に

ゲームファンなら大満足、そうでないなら100%楽しむのは相当難しい映画でした。ゲーム最新作の『アサシンクリード ヴァルハラ』は収集、謎解き、アクション、シューティング、ステルス、拠点開発、ローグライク、釣りなどなど、他のソフト2,3本分のボリュームがあるのに発売から時間が経って安くなっているのでおすすめです。
映画よりゲーム紹介みたいになってしまいました(^-^;

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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