見出し画像

Blue Giant

こんにちは!
とある高校生のサックス吹きです。
今回は最近話題のBlue Giantを漫画と映画両方見てきたので感想を書こうと思います。

⚠︎ネタバレを含みます。

〜印象に残った場面〜

漫画を読んでて最初に印象に残ったのは、主人公の宮本大の初ライブ。
大はバードというジャズバーで初ライブを披露することになるんですけど、
キーは違う、音はうるさい、曲の雰囲気に合わせられないと
まあひどい演奏をしてしまうんですね。
挙げ句の果てに客から

うっさいんだよ!!
Blue Giant 一巻より

と言われてしまい、途中でステージを降りることになった大。

ここで僕がすごいなと思ったのがその後のシーン。
バードからの帰り道、公園のベンチに座った大はこう言います。

へでもねえや!
Blue Giant 一巻より

すごくないですか?!
高校3年間とてつもない量の練習を独学でやってきて、
さあやるぞと意気込んで望んだ初めてのライブでうるさい!と自分が言われたら、
99%凹む自信があります笑

このセリフはこの後も何回か出てくるんですけど、
失敗しても気にしない!次に向かおう!っていう
前向きな性格は本当に凄い才能だと思います。
僕も見習います。

〜映画の感想〜

まずはやっぱり音楽が良かったです。
漫画だと当然音は聞こえないので、ジャズを聞いたことある人はなんとなく想像つくかもしれないですけど、そうでない人はどんな音楽をやっているか全然分かりませんからね。
そういう意味で漫画を読んだ人ももう一度楽しめるなと思いました。

少し気になったのは構成と演出。

映画では高校生の時の話は省かれていて、
東京に出る場面から物語が始まるので、
大の師匠やバイト先の所長など、漫画を読んでないと誰それ?みたいなシーンが結構ありました。
10巻分の話をひとつの映画にまとめなければならないのでこれは
しょうがない部分なのかなと思いました。

演出は結構派手でした。
序盤に大の周りから青い炎が出てきた時点で派手だなとは思ったんですけど、
だんだん派手さが増してきて、最後のライブでは星が出てきて、大たちがその中で吹く
という構図に。文章だけ読んでると訳わかんないと思いますが映画を見た人は共感できると思います笑。
さすがにスケールデカすぎだろ!と笑いそうになりましたが
とてもかっこよかったです。

あと最後のライブのアンコールはめちゃめちゃ感動しましたね。
泣きそうになりました。隣に友達がいたので必死に堪えましたけど。

〜最後に〜

もうそろそろ映画の方は見られなくなると思いますが、
漫画を読んでいない方は是非読んでみてください!
ご覧いだだきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?