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6/5 反復横跳びが好きだしシャトルランは苦手

朝起きて支度をしようと洗面所に行く。
鏡を見るとびっくりした。
顔がぱんぱんだ。浮腫んでいる。
ここ数日、21時前には眠っているみたいな生活をしていたからだろう。
仕方ないと諦めて、支度を続けた。

甘いものが食べたいなと思い、クッキーを食べていると娘が起きてきて、慌てて手のひらの中に食べたあとの空袋を握って隠した。
別に悪いことをしているわけではない、と頭では思っていながらも、お菓子を食べているところを子どもに見られるのはなんだか気まずい。
バレなかった。

子どもたちも支度をすすめ、時間になり息子が張り切って行ってきま〜すと言って出かける。
その後ろ姿を見て、ちょいちょい待て待てと出発を止めた。
鍵盤ハーモニカを忘れていた。

娘とわたしも保育園と職場へ。
そして帰宅。

夜ご飯に生協の冷凍のミールキットのようなものを作った。
口コミに、「味は美味しい。ただ調理中すごくはねます。」「前の方が言っていたようにめちゃめちゃはねました。ただ美味しかったです。」「作っているときにはねるのをどうにかしてほしいです。味は美味しいので」などと、はねることと美味しいことばかりかかれている。
これで美味しいことは分かった、よしと注文してみた。
レシピに蓋をしてという一文があったからもう始めから蓋をして焼いてみた。はねるらしいから。
しばらくすると、ぱちぱちぱちぱちぽんっ!となかなか激しい音がしてきた。
わたしはこれを裏返さないといけない。
勇気を出して、火力を弱めて蓋をあけた。
ぱんっ!!!とでっかい音がして、油がそこたらじゅうに、ついでに腕に飛んできた。
「こりゃ爆発やないかい」と思わずひとりごちた。
火を切った。
わたしの心とフライパンの油たちを落ち着かせてからまた、火をつけてとりあえず一応できた。
味は確かに美味しかった。

息子が何かを口遊んでいる。
「ぽん!(ド)ぽん!(レ)ぽん!(ミ)ぽん!(ファ)ぽん!(ソ)ぽん!(ラ)ぽん!(シ)ぽん!(ド)ぼーん」
聞いたことあるメロディ?が聞こえくる。
これは、シャトルランだ!
「シャトルランしたん?」と聞くと、「したした!」と言う。
あたしゃあれが本当に苦手だったんだよ。
高校2年生のとき、運動神経の良い子が集まったクラスだったのかみんなが走り終わってもわたしは一人で一周半走り続けたくらいには持久力がない。

学校で体力テストの練習があったらしい。
お母さんは何が一番好きかと聞かれたので、「反復横跳び」と答えると、「分かる!ぼくもすき!これでしょ」とちょこまか左右に動き出してかわいい。
線をはみ出してもいいし、踏むだけでもいいとルールも教えてくれた。
お母さんはあと腹筋も得意だったと言うと、「えー!あれは一回もできないのに!」と言われて、こちらこそ驚いた。
寝る前に布団で練習しようと言っていたが、みな疲れ果てて早急に眠りについた週のど真ん中水曜日。

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