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広報が宣伝会議賞にエントリーしてみて。

どうも、トミサワです。ITベンチャーで広報をしています。
広報の皆さんはご存知だとは思いますが、広報はライティングをする機会が非常に多いです。
採用広報なら、募集記事の作成・インタビュー記事作成
社内報広報なら、イベントの打ち出し・スライドの作成・台本の作成。
社外広報なら、プレスリリース・メール
などなど…。
なのでライティングが好きっていう広報さんは多いですし、ライターが広報業務をしているっていうのもあったりします。

そんな筆者もライティングが好きです。特にコピーライティング。
そこで今回は第59回の宣伝会議賞に参加したことをおまとめをしたいと思います。

そもそも宣伝会議賞とは?

宣伝会議賞は、広告表現のアイデアをキャッチフレーズまたはCM企画という形で応募いただく公募広告賞です。1962年の創設以来、「コピーライターの登竜門」として長年にわたり、若手のクリエイターやクリエイターを目指す方々にチャンスの場を提供してきました。昨年は50万点近くの作品が集まり、“日本最大規模の公募型広告賞”として進化を続けています。

https://senden.co/

応募した作品は28本。

今回応募した数は少なかったですが、なかでも自分が応募した「オトバンク」さんについてピックアップさせていただき、自分なりの感想と作品の考察をまとめたいと思います。

オトバンク

お題:オーディオブックで「聴く読書」を日本に広げるアイデア

課題のポイント
今回、募集する作品に期待すること
オーディオブックは、手や目を使わない便利な「聴く読書」として、家事や移動、運動中など、利用されている方の約9割が“ながら利用”されています。便利なオーディオブックですが、まだまだ知らない人も多く良さが伝わっていないと感じています。利用したことがない人が「聴く読書」を試してみたくなるキャッチフレーズやアイデアを募集します。

市場・ターゲットの動向
「すきま時間の有効活用」「効率よく本が聴けて知識・教養を増やせる」「目が疲れない」「娯楽としてもよい」などの利用メリットを感じていただいており、幅広い年代の利用者さまが増えています。

課題商品・サービスの訴求したいポイント
人気の小説やビジネス書、日経新聞などの主要ニュースなどが聴ける「聴き放題プラン」が特徴です。また、聴き心地の良さにもこだわり、一つひとつの音声コンテンツを丁寧に制作しています。

制作にあたっての注意事項
実際に当社のオーディオブックをぜひ聴いてみていただき、実体験に基づくアイデアをお待ちしております。

https://senden.co/main/theme/271

応募した作品

トミサワの応募作品

意図
「本は読むもの」という固定概念を取っ払いたかった。
聴く事ができるので、両手が開くからこその利便性を伝えたかった。
移動中(特に電車の中)にオトバンクを使うという習慣を浸透させたかった。

振り返ってみて
切り口は結構いいなと思ったのですが、少し切れ味が足りないなと思いますね…もっと電車の中にいる描写を感じさせるコピーにすればよかったなとシミジミ

トミサワの応募作品

意図
本を全く読まない方をターゲットにしたかった。
スローガンっぽくしたかった。

振り返ってみて
友人がよく「オレ、活字アレルギーなんだよね」って言ってたのを思い出して今回考えましたが、これオトバンクって表現しきれてなくない?と思いますね。

トミサワの応募作品

意図
コミュニティ形成に於いて、本には可能性が詰まっているということ。
読まないからこそのメリットを伝えたかった。

振り返ってみて
これも切り口としては気に入っていたのですが、もっと短くまとめられた気がしますね…
後はこういったシーンは本当に起こり得るのか、あるのならもっと綺麗に表現したかったなぁと。

まとめ

改めて自分の応募作品を振り返るとまだまだ爪が甘いなと思う部分が目立っていました。ですがもう世に出してしまったので直せません。現役のコピーライターさんって本当にすごいなとつくづく尊敬します。
なぜその文にしたのか、単語にしたのか、1文字にしたのか、句読点をおいたのか。
向き合えば向き合うほどコピーは本当に奥が深い…
以上!トミサワでした!


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