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7月の株価を的中!2024年末の日経平均予想

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2024年5月頃(日経平均が38,000円台)に、2024年7月の株価予想で41,000円の高値超え予想を出していた。40,000円超予想は他の証券会社やアナリスト達も出していたが、しっかりとした根拠に基づく高値更新予想は、弊社だけだったと記憶している。そして調子に乗って年末の日経平均も予想した。その値と根拠をご紹介したい。( ・`ω・´)キリッ

TOPIXとNASDAQ

日足

2024年5月のTOPIXとNSADAQの状況を見比べて欲しい。NSADAQは堅調に上昇する中で、TOPIXは横ばいと対照的な値動きが上記チャートを見ても分かると思う。6月中旬頃にはTOPIXはガクッと値を下げ、NSADAQは大きく飛躍と全く別の動きをした。だが6月24日から7月に掛けてTOPIXが急騰したのだ。

投資家心理の代理変数と称される予想PERのデータを見てもNSADAQは上昇意欲があるのに対し、TOPIXは、ほぼ横ばいであることが下の表を見ても明らかだ。

TOPIXの過去PERデータ:
2024年4月: 約14.8
2024年5月: 約15.1
2024年6月: 約14.9

NASDAQ 100の過去PERデータ:
2024年4月: 約26.5
2024年5月: 約28
2024年6月: 約27

度々アメリカ指数の上昇力が取り出されると多くのトレーダーは「アメリカだからね」と答えにもなっていない回答が出てくるが、実際のところこの様な背景には何があるのか?

我々は、日米の金融政策の違いが市場のPERに大きく影響していると分析する。アメリカでは、利下げの期待が市場の上昇を支えている一方、日本では、日銀のスタンスがタカ派的でないことが確認され、投資家心理が改善する見通しだ。今後も金融政策は経済データ次第で舵取りが行われるため、引き続き注視が必要との見方を強めたい。

日米の金融政策≪違い≫

アメリカの金融政策

アメリカでは最近のFOMC(連邦公開市場委員会)の結果を受けて年内の利下げが有力視されている。これにより市場の流動性が高まり株価の上昇を後押ししている。

しかし、一部の専門家は利下げの確率が従来の見方から後退しているとも指摘している。連邦準備制度理事会(FRB)の政策変更は市場に大きな影響を与え続けている状況だ。

日本の金融政策

一方、日本では、日銀(日本銀行)が国債買取の減額を始め、想定を上回るペースでの金融引き締めが警戒されている。この為、株価のバリエーションが抑えられていると考えられる。

但し、日銀が急激な金融引き締めを行わないとの見方が広まり、株価は上昇し、円安が進行している状況にある。これにより、投資家心理も改善に向かっているのではないか?とも考えられる・・・。

2024年の日経平均先物価格予想

結論、

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