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何も言わずに抱きしめて。

こんばんは、Nabi.です。

最近体調が悪く、情緒も不安定だった私。そんな私を見て、母がこう言いました。

「Nabi.ちゃんのその情緒不安定さは、他人に気を遣わせることもあるよね」

(あ、悪い感じに見えるかもしれませんが、全然そんなことないです。いつも本当に優しく温かい母ですよ笑)

でも大好きな両親に弱いところ見せたくない、迷惑をかけたくない、その一心で家では明るく振舞ってました。どんなに声を上げて泣きたい夜でも、家族が寝静まった夜に、声を押し殺してひとりで泣いた。

私は明るくいつも笑っている自分がデフォでは無いと自分でちゃんと分かっている。でもそれを母は分かっていない。明るい私の方が、本当の私だと、母はそう強く信じている。

そんな時、たまたまTikTokで知ったポンツクピーヤの「愛してるって言って」という曲。

最初この曲を聴いた時、

「今私がもしこんなことを言われたらどれだけ楽になれるんだろう」


またそれと同時に、

「私も誰かのこういう存在でありたい」


と、思いました。
皆さんにもその一部をご紹介。

たとえば君が鬱の時は
何も言わずに抱きしめてあげる
さっき飲んだか忘れた薬と
思い出せない、旅行の計画
たとえば君が躁のときは
くだらない話にも付き合ってあげる
すぐに辞めちゃう趣味が散らかって
足の踏み場もないけどさ

不安と快楽の渦の中
死にたくなった次の朝に
僕がさ この世界を壊してあげる
だからね、もう大丈夫だよ

「愛してるって言って」ポンツクピーヤ

逃げ出したい、消えたいって思ってる人に必要なのは、そんな暗く黒い自分を変に元気付けたり、また無理のある根性論を押し付けたりせずに、

「よく頑張ったね、今から僕がその世界を壊してあげるよ」や

「じゃあ一緒に倒れようか」

っていう“優しさ”だと思うんですよ。

別にプラスな言葉じゃなくっても、それが自分の気持ちを認めてあげるきっかけになって、このままでもいいんだって思えたり、肩の力も抜けるようになったりする。

そうやって人への頼り方も甘え方も、素直になる方法も、少しずつ覚えていけたらいいな。


ところで私は「愛してるって言って」なんて言葉、一生言える気がしないけれど、せめて愛してるって相手に伝えられる女性にはなっときたいなと。

せめて来年の春まで猶予を設けてね。笑


今日はここまでにします、最後まで読んでくださりありがとうございました。

あの日から余震まだ続いていますね。何気ない日常を襲ったあの大地震が、それ以上の威力となってまた私たちを襲うのかと思うと、正直毎日不安で仕方がありません。
こんなときに見える綺麗な空も、今はあまりにも残酷なものに見えます。ただこんな時だからこそ、何気ない日常を大切に、大切な人達と過ごしていきたいですね。

明日も皆さんが穏やかな朝を迎えられることを願って。

では。

Nabi.


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