高校の部活の先輩がとても好きだ、という話
こんにちは!糖分です。
今回は私の高校時代の部活の話をします。多分長くなります。まぁ暇だったら見ていってくれや。
高校時代、私はバスケをしてました。私の高校は強くはなかった。どっちかというと弱い方。でもそこに強豪の先生が赴任してきてだんだん強くなってきている途中、みたいな。
そこに超絶弱小中学出身のド下手くそが入部しました。
漫画だったらきっと高校で何らかの才能が開花して、エースに上り詰めたりするんだろうけど、そこは残酷なほどに現実で。
…なんて話はまた機会があったらお話するとして。
こっからは尊敬できる先輩の話をします。
私の1個上の代は全員で12人でした。そして全員意識が高かった。強豪の先生に教わりたい、上手くなりたい、という意識がとても高い人たちの集まりだった。
でも残念なことに私の代はそんな出来てる人間の集まりじゃなかった。だからこそ、先輩との軋轢とか意識の食い違いとかいっぱいあったけどそれもまたあとで書きます。
ここではちゃんと先輩の好きなとこを書きますね。まったく、話がすぐ逸れるのは私の悪い癖☆
先輩はみんな意識が高かった。勝ちたいという意思を全員が持っていた。そして、それを行動に移せていた。勝ちたいなんて口で言うのは簡単で、私も弱小中学にいたころは勝ちたいね~なんて笑って、適当に練習して、負けていっちょ前に泣いたりなんかして、青春だね。ってバカみたい。先輩はそれとは違う。本気で勝ちたくて、本気で練習して、負けたら本気で悔しくて。私はそんな先輩に憧れていた。
私も一緒にその嬉しさを分かち合いたかった。一緒に悔しいって泣きたかった。
おこがましいけれど、私も仲間に入れて欲しかった。
虎の威を借りる狐、ではないけれどあそこにいたら私も強くなれた気がしたんだ、きっと。
先輩達は全員バスケが上手かった。
だから好きとか、いやまぁそれもあるんだろうけど、でも多分、それだけじゃない。
もちろん先輩のスリーポイントが入ったり、いいパスが通ったり、凄いディフェンスを見たときとか、私は自分のことのように嬉しかった。ベンチで死ぬほど喜んだ。でも先輩のプレーでなんでそんなに喜べるんだろう、って思ったとき上手いからだけじゃないものがあった。
先輩は、一生懸命だったのだ。
先輩は全員努力家で、私なんかより上手いのに、それでも上を見てた。
だから好きだったんだと思う。
人間は自分にないものに憧れたりするでしょう?きっと私はそれだった。私にはない真っ直ぐさと一生懸命さが好きで、憧れて、それが報われてほしくて。そう、私はずっとないものねだりをしてたんだね。
きっと私から見えていた努力なんてほんの一部だし、先輩は私のことなんてどうでもいい、むしろ下手くそ!散れや!!!!!くらいには思っていたと思う。でも私はなるべく先輩と対等にいたくてベンチでの声出しとか、他にも出来ることは一生懸命やった。先輩の練習相手は強くなきゃダメだと思って上手くなろうと努力した。
結局、先輩と同じ土俵に立てたかは知らない。いや、多分まだ足元にも及んでない。でも私は先輩が大好きだ。先輩のおかげで頑張ることの大切さが知れた。先輩がいなかったら私は頑張れていない。
きっとnoteに書いても先輩たちの目には留まらないだろう。でもこの場を借りて先輩達にお礼がしたい。
先輩!!!!!!大好きです!!!!!!!!!私の先輩でいてくれて、勝手に憧れさせてくれて、そして私に目標に向かって突っ走る、かっこいい背中を見せてくれてありがとうございました!!!!!!!!!!
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