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心と身体

体調が良くないと何もやる気が起きない。本当に悪い時はただ眠る事しか出来ず考えることすら許されない。

辛いことがあってやる気が起きない時は体調も悪くなる。本当に悪い時はただ眠る事しか出来ず、考えることすら許されない。あるいは眠る事すら許されない。

あー、凹む。と言うような軽度の精神的な不調であっても免疫力に影響するんだなと思うような事は度々経験して来た。
真剣な恋の失恋といったようなキツイ場面では、即座に体調不良になったりする事もある。

身体が先か、心が先か。

ストレス解消と免疫力アップには笑う事が一番と言われる。心から身体へのアプローチだ。
そう言われても、笑えない精神状態の時は、とてもじゃ無いが笑えない。笑う事を思い付きもしない。

だから日頃から笑いなさいと言うのかもしれないが、一旦笑えない状況に陥ったら、笑いは救いにならない。笑えないのだから。


ストレス耐性を付けるには体力を付けておくのが良いと言われる。身体から心へのアプローチだ。
筋トレやランニングが体に良さそうなことが分かっても、重い腰を上げるにはそれなりの強いモチベーションが必要で、その事自体が精神的ストレスになる。

日頃から少しずつやれば良いと言われても、やる習慣が身に付いていないのだから三日坊主になってしまいそうだという不安が大きい。


心身ともに元気な時であれば綺麗な青空に見える景色も、不調な時は眩しさにカーテンを閉めたくなる。
健康な時には何でもない事が、調子が悪いと重くのしかかってくる様に感じる。
普段なら笑ってやり過ごせることが、怒りに直結してしまう事もある。


身体の何処かに不調を抱えるお年寄りは、心も曇り空かもしれない。
何かと攻撃的な人は、隠れた体の不調に気付いていないのかもしれない。
顔で笑って心で泣いて、という人はどうなんだろう。きっと身体のどこかに悪い部分を抱えて生きているだろう。
見かけは怒っていても心で泣いている人もいるだろう。

人生模様は日本の空模様と同じくらいいろいろだ。
日々揺らぐ心の波に翻弄されながら、それに合わせて体調も変わる。
体調の良し悪しで気分も変わる。
心と身体は相互作用を繰り返しながら螺旋となって渦となって明日の方向へと続いていく。


ところで、五十肩をキッカケにすっかり身体を動かす事が億劫な自分になってしまい、何から始めれば良いか分からなくなって、先ずは指の運動からと始めたeスポーツが原因で整体通いとなった私の心は一向に落ち着きを見せない。

おわり

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