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エッセイ

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2024年4月の記事一覧

その話にオチはありますか?

 あなたは言葉を使わずに考えることが出来るだろうか。あるいは、頭の中から言葉を排除するこ…

鎖国状態

 あなたに部下がいたと仮定しよう。面談の際にその部下が脚を組んでガムを噛んでいたとしたら…

ボディーブロー

 ボディーブローのように物価上昇が家計を抉り始めている。これまでも再三に渡って物価が上が…

ワルい人が生きづらい?

 ワルい人(悪事を働く人のことではなく、イイ人の反対の意味で使っている)が生きづらくなっ…

FXはギャンブルか

 政府が貯蓄より投資を、と言って推進している投資。実際には投資の本質を離れて様々な商品(…

疲れたら目を閉じて耳を澄まそう

 私たちは毎日、膨大な量の映像や画像を見ている。周囲の景色や風景や光景、テレビや映画に映…

味覚の不思議

 某有名店で、ある人がある料理を食べて美味しいと言う。別のある人が同じ店で同じ料理を食べて、やはり美味しいと言う。この二人が言う美味しいは、同じ美味しさなのだろうか。それとも全く違うのだろうか。違うとして、その違いを客観的に示すことは出来るのだろうか。  評論家なら、その料理に使われている素材や調理法に焦点を当てて解説するかも知れない。舌触りや食感、喉越しを独特の言い回しで表現するかも知れない。シェフの経歴などにも触れるかも知れない。しかし、どんなに言葉を尽くしたとしても、

仕事のコツと生きがいの深い関係

 楽しくなければ仕事じゃない。  見栄を張ってそう言っているのではない。単に自らのために…

ゲームであってゲームではない

 キャラを選んでスタートボタンを押すと始まるゲーム。これに慣れ親しむと、いつしか人生はゲ…

AIも自分が無くなることの恐怖を感じるのだろうか?

 いくら想像しても分かりようのないことの一つに死がある。こればかりは死んでみなければ分か…

静かな電車

 通勤のために山手線に乗った朝、中国語を喋る御婦人方が近くに座った。そのうちの一人は立て…

独り立ちの季節

 進学、就職を機に住み慣れた町を離れて新しい街に移り住むことが多いこの時期、それまでの安…

漫画族の憂鬱

 学生の頃は貪るように読んだ時期もあった漫画。それがいつしか私からは離れて行った。そして…

農業を取り戻せ

 都会の片隅にある我が家の隣に、ほぼ農業放棄地がある。敢えてほぼと言ったのは、時々思い出したように何かが植えられているからだ。そうして植えられた作物は次第に雑草にまみれ収穫された気配は無いから、これは想像だが、農業を放棄はしてませんよというアピールのために植えているだけなのだろう。    私が幼少の頃、家の周囲に多くあった畑では一面に作付けされていて、春になれば蝶々が舞いそれを目当ての野鳥が飛来していた。カマキリやコオロギやその他の昆虫も沢山いて、小さな生態系がここにあるのだ