プログラミング教育の基盤となる国語科教育⑤

小学校におけるプロムラミング教育で多く用いられているソフトに「scratch」があります。低学年の児童にも使いやすくとても優れたソフトであると考えます。
このソフトを使ってこの動画のように動くプログラムのアルゴリズムはどのようになっているでしょうか。

私は、この動画のアルゴリズムづくりの授業を参観したことがありますが、その実状は「下手な鉄砲を数撃って当てる」ようなものでした。
つまり、思いつくままにどんどん命令を出していって、結果としてこの動きとなるまでひたすら続けていくものでした。

つまり、その授業は「この動きができる」ようにさせることが目的なのです。プロムラミング教育の「論理的思考力をはぐくむ」ことを忘れてしまった授業と言えるでしょう。

「scratch」を使った授業ばかりではありません。現在行われているプロムラミング学習の質は同様なものが多いのではないでしょうか。

動画のパスワード:neko

『Scratchは、MITメディア・ラボのライフロング・キンダーガーテン・グループの協力により、Scratch財団が進めているプロジェクトです。https://scratch.mit.edu から自由に入手できます』

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