②日ハムファンだからこそ思う

 4000枚限定で配っていた新庄BIG BOSSの名刺を手に入れて転売する人がいるらしい…
 それに対して新庄さんは「寂しい気持ち」とコメントされている。

そこで、この件について、自分なりに考えていきたい。

① 転売者
 0円で手に入れたものが、2500円で売ることができる。
 このように、わたしにはお金が手に入ること以外にメリットがないような気がします。
ほかに転売するメリットがあるのでしょうか?

 そのような人は、それぞれ転売をしなきゃいけなかった、いろんな背景があるんでしょうね
 でも、もらったお金以上に失うものがあると思います。

② 新庄さんのコメント

「なんか寂しい気持ちになりますね」

フリマアプリ内で転売された名刺の画像を貼ってこのように新庄さんはコメントしている。
「怒り」ではなく「寂しい」気持ちなんですよ。

 新庄さんは、16年前に私を日ハムファンにさせてくれた人です。当時は、知らない間に新庄ワールドの虜になって、野球という面白い競技に出会わせてくださりました。
 だから、思います。新庄さんは、お客さんを楽しませようと常に考えられている人です。
 日ハムファンである私が、もし札幌にいたならば、交通費をかけてでも欲しい‼︎
そのくらい魅力があります。
(話が脱線してしまいました。)

寂しいんです。いろんな意味で寂しいんですよ。
新庄さんのコメントの意図が、「寂しい」にあるんですよ。

自分なりに考えてみます。

自分中心になっていませんか。
視野が狭くなっていませんか。
お金に囚われていませんか。
相手を不快にしてませんか。
相手の好意を汲み取ることを忘れていませんか。

などなど、転売する人に向けて思うことは、たくさん出てきます。
 だが、挙げるたびに寂しくなっていきます。
なぜなら、正義感で言った言葉が全て自分に返ってくるからです。
 たまたま他人事やから簡単に正義感というものさしでものを言える。
 そのものさしは自分が正義であるので、他人にしか使わないのです。
 なぜなら、そのものさしで自分をはかると正義が正義ではなくなるのです。
 自分が言ったことを、そのまま自分に問いかけてみてください。

 私は転売はしてませんが、同じようなことを日常でしてしまっている自身の姿が浮かびました。

正義づらできる者ではないのに、正義づらしている私が、まさに「寂しい」のです。

 私は新庄さんの言葉を、転売者ではなく、自分自身に投げかけたことばとして受け止めたいとおもいます。

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