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iPadの価格高騰と負担

iPadの価格がWiFiモデルの場合で第9世代の49800円から第10世代では68800円に大きく値上がりしている。これは特にiPadの利用が増えている飲食チェーンには大きな負担である。
私のところでも予約システム用に90台、社員用に68台(セルラ-)、UberEats用に9台のiPadを利用しているため、これらの更新時には単純に1台19000円のコスト増が見込まれるということになり、頭の痛い話だ。
近年店舗でのITシステム導入にはパソコンではなくiPadを用いることが多くなっている。前日提案のあったPOSシステム連動型のモバイルオーダーシステムも店舗に2台のiPadを用意しなればならない。iPadは3年でiOSのバージョンアップできなくなるため、最新のアプリを利用するためには3年周期での更新が必要になってくる。これはとてつもなく負担なのだ。
店舗の他の機器に目を向けてみるとノートPCで5年、POSは10年の、タブレット端末は5年のライフサイクルを持っていることから考えると少々短いと感じてしまう。
コロナ渦まっさかりのころはテイクアウトシステムの導入が乱立しUberEatsの他にmenu、出前館などの3台のタブレットが調理場に並んだこともあって、タブレットの特にiPadが店舗に導入される割合は高くなっている。
台数が多ければ壊れる確率も上がるため代替品の用意を必要になり、情報システム課にはiPadがあふれる事態とあいなった。
AppleIDの管理も面倒だし、もうこれ以上増えないで欲しいが、店舗の省人化は避けて通れない目的地であるので、贅沢も言っていられない。
諦めが肝心なのである。

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