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F&N

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F&Nは長岡研究室で発刊しているマガジンです。 Foot&Networkの略であり、半年間の活動で出会った人や活動について紹介していきます。これまでは冊子の印刷をしていましたが、… もっと読む
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2024年2月の記事一覧

Footwork & Network vol.26

Footwork&Network、略してF&Nはゼミ生が「出会った人」を紹介することを通じて、自らの越境活動について書いていくマガジンです。 *今回は記事からの文章抜粋ではなく、編集者が記事紹介の文章を作成しています。 ◆悩むからこそ見えてきたもの / リンメイ【コンポスト/アップサイクル/環境問題】「環境問題と自分の関係をどのように見出すか」という課題に対し、環境ビギナーの自分がどう考えたら良いのかこれまでの出会いをヒントに綴ったリンメイ。記事の中では、マルシェで農園「

おかずクエストとアウトプット学習[Footwork & Network vol.26]

9月と10月はかなり目まぐるしい月でした。4週連続で静岡県焼津市に片道3時間半の鈍行列車で通っていたのです。なんでそんなことをしていたのか。そんな誰もが思うだろう疑問を紐解くために、全国各地でさまざまな活動をしている土肥潤也さんと、私が考えたビジネスプランである「おかずクエスト」を紹介します。  土肥さんと商店街クエストまず土肥潤也さんは、静岡県焼津市の駅前商店街で行われた大学生11人が参加したサマープログラムである「商店街クエスト」の主催者で、普段は焼津の駅前商店街を拠点

悩むからこそ見えてきたもの[Footwork & Network vol.26]

はじめに 4月、ドキュメンタリー映画「ザ・トゥルー・コスト〜ファストファッションの代償〜」を鑑賞しました。低価格に隠れた誰かの犠牲の上に成り立つ大量消費の残酷な映像に戸惑いました。また7月には映画「フード・インク」を鑑賞し、自分が口にする食料がどのように手元へやってくるのか、どのような品質なのか知りました。  そんなふうに、結構衝撃の強い映像から環境問題のテーマについて意識的に触れはじめた中で、「環境問題と自分の関係をどのように見出すか」という課題に直面しました。  環境ビギ

本気を生みだす場づくり[Footwork & Network vol.26]

 ”子どもの教育”に興味がある私は、教育支援を行うNPO法人カタリバが運営するユースセンターb-labで、この1年間活動をしてきた。b-labでは中高生と一緒に勉強をしたり、ボードゲームで遊んだり、時には真面目な相談を受けたり。そんな10代の居場所づくりに関わってきた。  昨年7月、b-lab職員の方から「手伝ってほしいカタリバの事業があるんだけど…」と声をかけられた。それが今回紹介する『中野ハイティーン会議』である。 中野ハイティーン会議とは 『ハイティーン会議』は中野