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季節外れのベアレン「ライ麦ビール」

毎年3月に期間限定で岩手のベアレンさんが造っているライ麦ビール。なぜこの時期に?というと、冷蔵庫の中で数ヶ月低温熟成しておいたのだ!
きっかけは数年前、単純に冷蔵庫の中に忘れて放置していたものを夏頃気がついて飲んでみたら、これがまったりと熟成していて実に美味しくて。以来毎年数本夏まで冷蔵庫で熟成させるようにしている。

まあシャンパンで言えばデゴルジュマン後に熟成するのか問題ですかね。酵母の働きは終わったとしても酵母自体は残ってるわけだから時間経過によって味わいに変化が生じるのは当然なわけで、それを熟成と呼ぶのか劣化と呼ぶのかはもう個々人の味覚の問題でしかないのだろうと。

そういう意味ではろ過で酵母を取り除かず加熱処理しているビール、キリンのクラシックラガーとかサッポロラガーなんかも冷蔵庫でしばらく置いておくと面白い変化があるような気がしてる。まだ試したことはないけど。

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