創立記念日に園のこれからを考える。

今日は創立記念日。

創立から47年が経つ。半世紀も目前だ。


そんな今日は法事があって、お坊さんの読むお経を聞きながら園のこれから向かう先をあれこれ考えていた。(不謹慎)


僕がこの園に来てもうすぐ1年だ。


いろいろと保育を見ていて思うことはあるけれど、まずはやはり”環境”の見直しを第一に進めたいなと僕は考えている。

環境といっても様々な種類の環境があると思うが、ひとまず大きく分けて園内環境と園庭環境の2つに絞って考えていきたい。


自園はこれまで1年を4つの期に分けてそのそれぞれにねらいや活動の計画を立てた期案というものを軸に保育を行なってきた。

しかしその期案がいつしか「Todoリスト」となってしまい、保育者たちはその期案に書かれた内容を月案に落とし込み、日々の保育を進めているような状況だった。

具体的に言うと、子どもたちは毎日一斉活動でやることが決まっていて、今日は制作帳、明日は体育指導、明後日は音楽の時間、というような具合だ。


そんな保育をしていたので、環境という目線で見ると、あまり良いとは言えない状態である。

園内、とりわけ各クラスの環境は常に昼食用の机が整然と並べられており、申し訳程度のままごとの道具や絵本、折り紙などが置かれている。9時から園庭が開放されるのだが、それまでの繋ぎ程度にしか遊びの環境が整っていない。

そして頼みの綱の園庭も広さは十分あるのだが、ただ広いだけで面白みに欠けると僕は感じていた。

この1年見ていると、外で遊ぶ子達は鬼ごっこ、サッカー、砂場、固定遊具あたりで遊んでいるだけで、あとはせいぜい雨の日にできた水たまりで川を作って遊ぶ(これは実はかなり面白い)ぐらいのものである。


そんな自園の状態がある中で、まずは大きく環境の改善、向上をテーマにして来年度は保育の質向上に取り組んでいきたい。


その具体策については、今日はもう疲れたのでまた後日考えていくことにする。笑

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