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病院実習6日目/キャリアに思いを巡らせる日々

実習6日目。

本日は午前・午後を通して盛り付けのポジションに入った。まずは小鉢を盛り付け、配膳車に入れ込んでいった。食札の意味が理解できるようになっていたので、特段迷うことがなく、配膳車への入れ込みをすることができた。と言いつつも、一部補助具食器を入れるべきところへ通常の食器を入れていた。現場では、配膳車を搬出する前に、ダブルチェック体制を設けていて、そのおかげで修正することができた。

さらに、このような入れ込みのミスを最小限に抑えるための工夫として、ホワイトボード上に、配膳車ごとに、使い捨て容器や補助食器など、イレギュラーな対応がそれぞれ何食ずつあるかまとめてあった。このように小さな工夫が現場にはたくさん散りばめられている。いくら確認しているといえど、人間は間違える生き物なので、病院食という性質上、こういったエラー対策の仕組みはいくつあっても多すぎることはないと思った。

主菜のハッシュドビーフの盛り付けにも入った。ハッシュドビーフの性質(形態)上、盛り付け重量の誤差を少なくするのに苦労した。液体的に器の中に広がりつつも、若干のとろみをもつため盛った形が崩れにくい。すなわち、10~20g程度の違いは見た目に現れないタイプの食品であった。そこでは、私と一緒に盛り付けに入られていたスタッフの方にアドバイスを頂き、何度かスケーラーをつかって盛り量を感覚で掴むことで、対応することができた。

午前の盛り付けと配膳が終わったあと、食品庫の在庫物の補充作業を行った。生鮮食品ではなく、常温で保存が可能なもの(調味料や米、ゼリーなど)が食品庫に保管されていた。基本的に賞味期限が管理されていて、異なる賞味期限のものが混在しないように分けられていた。
大量調理の性質上、一度に使用する食品の量が多いので、その都度納品された状態のままのものを開封していたら非常に非効率であるのは想像に難くない。したがって、すぐに使用できる状態にしておく必要がある。加えて、それらの発注業務も慎重に行わなければならないと感じた。食品庫に保管されている食品は種類が多く、賞味期限もあるので、大量に在庫しておくことは現実的でない。さらに、一度に使用する量が多いので、頻繁に発注する必要がある。
これらのことから、食品それぞれの適正量を保つことが求められる。そのためには、献立内容を確認し、食材の消費の見通しと納期を勘案した必要になり、不足と過剰の両方がリスクとなるため慎重な作業になると推察された。

電車通勤が長いので、読書が捗っている。
この本の内容が今の自分に刺さりまくっているので、おすすめ。

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