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ミネラルウォーターが15円で買えるお店を発見!フードロス削減ショップ"eco eats"

こんにちは!

馬場大輔です♪

みなさんはミネラルウォーターを15円で買ったことがありますか?

最近、そんな破格の値段で買えるお店を発見しました。
大阪市内にある「フードロス削減ショップeco eats」です☆

JR環状線野田駅か地下鉄千日前線玉川駅が最寄りのこのお店は、食品ロスによる廃棄物を削減するために生まれました。

賞味期限切れ間近の商品や賞味期限が切れても衛生上問題がない商品が、定価よりかなり安い価格で売られています。

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中に入ってみると、缶詰、カップラーメン、レトルト食品などの食材が並んでいます!

名の知れた食品というよりは、海外のものや、どこのメーカーなのかあまり分からない会社が出している商品がほとんどです。

最初に目に入ったのはコナコーヒー1500円が220円で売っています。85%オフ!!

確かにコナコーヒーは普通に買うと結構いい値段するので220円で買えるのは嬉しいですね。

そしてドイツの微炭酸ミネラルウォーターが1本15円☆
これは安すぎますねぇ。

インスタントラーメンの5食セットが50円で売っていたりと、かなりお得にお買い物ができます。

日本は食品廃棄大国

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日本は、食品の廃棄がとても多い国です。年間の食品ロスは643万トンです。
一人当たりの食品廃棄物の発生量としては、アジアでワースト1位、世界でもワースト6位というデータが出ています。

農林水産省の『事業系及び家庭系の食品廃棄物発生量、再生利用量の主要国比較』を参考にしています。
http://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/syoku_loss/pdf/hyou2.pdf

ぼくも昔コンビニで働いている時期がありましたが、毎日ものすごい量の廃棄を捨てていました。
1回の廃棄でゴミ袋2つがパンパンになるくらいの量でした。いつもメチャクチャもったいない!と心の中で叫んでいたのを覚えています。


なぜ日本は食品ロスが多いのか?

それは3分の1ルールというものが存在するからです!

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出典元:全国もったいない市場

3分の1ルールとは、製造日から賞味期限までの合計日数の3分の1を経過した日程までを納品可能な日とし、3分の2を経過した日程までを販売可能な日(販売期限)とする商慣習的なルールで、近年はこのルールが「期限に合理的根拠はなく、食品や資源のムダにつながる」という理由から見直しが検討されています。

現状と課題

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実際にeco eatsに行って感じた印象は、
・日によって品数にバラ付きがある。
・知名度が低い商品が多い

という感じです。

これでは食品ロスをどれだけ減らすことができるのか?
と疑問に思ってしまう部分はあります。

ただ、大手の食品メーカーはブランドイメージ上、賞味期限切れの商品を安く売るということはしたくないようで、この取り組みに協力する体制が整っていないようです。

確かにそうだなと思ってしまう部分はありますね!

その他のサービス

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フードロス削減のための取り組みも少しずつ増えてきています。

アプリの「Reduce GO」は月額1980円で登録店舗の余剰食品を受け取ることができるサービス。
アプリから欲しい食品の予約ができるので、予約したら店舗に受け取りにいくだけ☆

現状は関東しか対応していませんが、今後登録店舗が拡大してロスを減らせる仕組みが広がっていけば良いなと期待しています。

スーパーなどでも、閉店近くになるとお弁当やお惣菜が安くなるように、そういった情報がアプリで予約できるようになると非常に便利だなと感じています。

さいごに

まだまだ、フードロス削減には課題が山積みなようですが、これだけの食べ物が捨てられていると思うと単純に「もったいない!!」と心の中で叫んでしまいます。

もちろんそういった事が起こっている事実の裏には様々なしがらみや理由があるのでしょう。

でも、もったいないものはもったいない。
世界の貧しい国からしたら有り得ないことです。

先ずはそういった関心を深めるために、そして何よりお財布にも優しいので、フードロス削減ショップを利用してみてください♪


《店舗情報》
HP:https://www.mottainai-ichiba.org
店舗名:eco eat 玉川店(エコイートタマガワテン)
電話番号:06-6225-7400
所在地:大阪市福島区玉川4丁目12番3号 1F
営業時間:10時30分~18時30分
定休日:なし(盆休み、年末年始一部休業)


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