読みたい人がいるのかどうか分からない、なれそめの話・第1話
SNSで繋がっている社長さんが、奥様との劇的ななれそめを書かれていて面白く読ませていただきました。
人の歴史の中にある、その人が経験してきたストーリー、というのは面白いんだなと言うことを気づきとしてつぶやいていたら、私のなれそめも聞きたいという声が少しだけあったので、ここでこそっと書いてみようと思いました。
ただ、別に私の場合ロマンチックなエピソードとか、劇的な何かというのはありません。ただ、ある意味私らしい部分はあったなと思います。
先ほどの社長さんの場合、友人の結婚式に向かう途中の電車で見かけて一目ぼれをして…という確かにドラマチックなものでしたが、私の場合は「友人の紹介」という、よくあるタイプのものでした。
当時のミクシィ友から「食事会をするから、面白い男性を何人か連れてきてほしい」と言われ、合コンではないから既婚者OKということだったので面白い既婚者を2人を連れて行きました。
そこに、起業志望だった女の子がいて、後日セミナーの情報を教えたりアドバイスをしたりしてたところ、
「私から何かお礼にできることがあれば、なんでも言ってください」
そこで、なかなかそれまで自分からは言い出せなかった類のことなのですが・・・
「じゃあ、女の子を紹介してほしい」
・・・ここまでが、長い前フリ(笑)です。
流れ的に聞いているとこの子↑とくっついたんと違うんかい!と誰もがツッコミたくなるはずですが(書いていて自分もそう思ったくらい)、ここまでが、前フリです(笑) (この子↑とは年齢が離れすぎていてあんまりそういう感覚にならなかったのもありますし、彼氏もちでした。その後結婚されて結婚式にも夫婦で出席させていただき、今は遠方ですがお付き合いが続いています)
で、その年の年末近くに、紹介してもらった人と会うことになりました。
私は大阪、向こうは神戸で、会うのは神戸にしようという話になったのですが、あまりお店を知らないというと予約してくれているらしい、と。
良く婚活とかで「お店も決めてないの?」と減点する女性が多いと聞きますが、そういう感じと違うんだなという印象を受けました。
そして当日、待ち合わせ場所で。
「今まであまり会ったことのないタイプの人やな…」
と、いうのが第一印象でした。ミュージカルの「アニー」のようなパーマのヘアスタイル、真っ白なワンピース、「派手なオンナは必ず男をだます」という謎理論を深く信奉していた私は(笑)、一体この人、どんな人なんやろか?と、少し戸惑いました。
(後で聞いたら「すごい怯えた表情をしていた」らしいです。笑)
その日は、普通に和風居酒屋さんで話をして別れました。
まだ何とも分からないな。このままフェードアウトか?というような気分の方が正直大きかったです。
そして年が明けたのですが。
年賀状が来たのです。そこには
「知り合えて良かったです」
と書かれていました。
脈あんのかな。じゃとりあえず、お正月が明けたらもう1回くらい誘ってみるか。
そして2回目に会うことになるのですが、ここで私は
とんでもない失態
を、やらかしてしまうのです・・・
(続く)
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