過去の自分と、つながる。

自分自身の未来を良くしていくためには、過去にとらわれてはいけないというようなことは良く言われます。

もちろんこれは正しいのですが、過去にとらわれないということを

過去を無かったことにする、目をつぶる

と言う風にしてしまう人が時々いるようですが、これには注意が必要です。

過去を見ないようにしてフタをしてしまうと、あとからしっぺがえしみたいな出来事が起こることが、ままあるからです。

いわば過去も本来の自分の一部。

自分の一部を見ないようにすることで、意識の中にちぐはぐな状態が起こってしまうと、それが運気を乱してしまうのです。

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では、どうすればいいのかですが、過去は一度ちゃんと見ることです。

そして

「これでよかったんだ」

と、過去をちゃんと見つめて受け入れてあげること。そのうえで初めて過去に引きずられない未来を創ろうとするのです。

このプロセスを経ていると、過去が自分を助けてくれます。あたかも過去の存在そのものが「ありがとう」と言ってくれているかのように。

無理に過去を愛そうとする必要はありません。ただ、目を背けることなく、そっと見てあげるだけで良いのだと思います。

その時に、本当に気持ちが切り替わって前に進むためのスタートを切ることができるでしょう。

もうすぐ年度も変わりますが、またふたたび、良いスタートにしていきたいですね。

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