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10月のエッセイ③内向型と生きる

今月はnoteクリエイターフェスという企画の一環で、毎日投稿したらいいことがあるそうです。
私はいつもちょっと長めの記事を週1~2回ペースで書いていますが、コンパクトかつコンスタントに書く訓練と位置づけ、平日は800~1000字くらいのエッセイを書きます。
応援していただけると嬉しいです。

さっそく1日すっぽかしました

10月になってまだ1週間足らずなのに、すでに1日書けなかった日があります。
noteには毎日更新される方も多いというのに、1ヶ月という期限付きでさえあっさり挫折。文字通りの三日坊主。悲しい。

理由もいくつかあって、最大の要因は仕事の疲れです。
昨日投稿したおいもの話は、4日の夜に書きかけてそのまま寝落ちしてしまい、続きを翌朝書き上げたものです。
とりあえず横になってスマホから書こうと思いエディタを開いたものの、全然進まずそのまま8時間半くらい寝てました。寝すぎ……。

人と会うと疲れてしまう?

この異様な疲労感の正体には心当たりがあって、それは基本的には内勤で事務職の私に、今週にかぎって人と会う用事が3件もあったということです。
寝落ちしたのは、2つ目の用事が終わった日でした。

3件とも複数名の同僚が一緒だし、進行も他人任せで大丈夫。
そう言うと、「それのどこがしんどいの?むしろデスクワークより楽じゃない?」と感じる人もいるでしょう。
でも、私にとって「人と会う」という行為、そしてその予定が控えているという状態そのものが、ずーんと心を重くします

その理由を考えるに、おそらく「考えなきゃいけないことの量と密度が大きいから」かもしれません。

人の顔の表情、会話内容、声色……。対人コミュニケーションは膨大な情報を含んでいて、すごく集中力を使います。
そのうえ、どうせなら相手にも自分にも有意義な時間にしたいとの気持ちから、事前準備にやたら力を入れたり、ついついサービス精神旺盛に振る舞ったり。
いつでもコスパ志向になりがちなのは貧乏性みたいで悲しいですが笑、結果的にプラスのリターンも多いし、やっぱり限りある時間を有効活用できると嬉しいです。

「内向型」ができること

マーティ・O・レイニー『内向型を強みにする』によると、人には

  • 他の人と会って話して元気が出るタイプ(外向型)

  • 一人の時間でエネルギーを補填するタイプ(内向型)

の二通りがあるそうです。

ひと昔前までは外向型のパーソナリティをより歓迎する風潮がありましたが、最近はそれぞれの特性に優劣はないよね、という風に認識が改められつつあります。
このごろ急速に浸透した「HSP(Highly Sensitive Person)」や「繊細さん」なども、内向型にカテゴライズされる属性ですよね。

読解力や洞察力、観察力など、内向型が伸ばしやすい能力はたくさんあります。
自身のセルフケア時間も確保しつつ、外向型の同僚ともお互いを引き立てながら良い仕事をしていきたいな、と思うのでした。


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