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シャチの生態

こんにちは。
谷口純也です。

先日、知り合いと一緒に水族館に行きシャチのショーを楽しんできました。
シャチの大きさと迫力に圧倒され、魅了された自分が今もいるのですが、知っているようで知らなかったシャチの生態が面白かったので書いていきます。

鯨偶蹄目マイルカ科に分類される生物で、哺乳類のなかでは人間に次いで広範囲に生息しており、北海道の根室海峡や知床半島近海、和歌山県近海など、日本を含む世界中の海に分布しています。
学名の「Orcinus orca(オルキヌス・オルカ)」は、ラテン語で「冥界からの魔物」という意味をもつようです。
英語は「Killer Whale(クジラ殺し)」といい、自分より遥かに大きい獲物を狩ることができる能力から名付けられました。

ちなみに和名の「シャチ」は、魚の胴に虎の頭を持つ空想上の生物「鯱(しゃちほこ)」が由来です。
彼らの祖先は、約4000年前に存在したバシロサウルスという大型の海生哺乳類であると考えられています。その後生息地ごとに種が枝分かれしていきました。

シャチの名前の由来を聞いただけで、なんだか強者の感じを受けますが、頭も賢いというので驚きです。
例えば、

群れで狩りをする際は先頭集団が疲れたら第2集団が前へ出る、第2集団が疲れたら第3集団が前へ出る、といったように隊列を組みかえて進みます。そうすることで速度を落とさず、また余計なエネルギーを使うことなく獲物を追い詰めることができるのです。

これまでイルカが賢いことは知っていただけにこんなにもシャチが賢い生き物であることは知りませんでした。
また、自然界において天敵がいないというのも驚きの一つです。

次回も引き続き、知り得なかったシャチの面白い生態に関して書いていきます。

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