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だるまさんが転んだ

前日のポスティングで出会ったねこ2匹の写真。

長い一本道の通りでポスティングをしている途中、ある家の塀のあたりからこの2匹のねこが道路に出てきました。

存在に気づいてはいたもののポスティングを続けていると、後ろから鳴き声がするので立ち止まって振り返ると10mくらい後ろに2匹が寄り添うように歩いていました。

私が立ち止まったのを見て、ねこ2匹は写真のようにお座り。

相手にもしていられないので、ポスティングをそのまま再開します。

するとまた後ろから「にゃーにゃー」

ポストへチラシを投函するタイミングで後ろを見たらこちらに向かって歩いてきていました。

「えっ」と思って立ち止まったらまた道路に座り込み。(上の写真は2回目に座ったときのもの)

私も楽しくなってきて今度は後ろを振り返りながらポスティングを継続。

すると立ち上がって距離間は変えないまま、また私についてきます。(ついてくる写真を撮ろうとして止まると向こうは座ってしまうので、結局うまく撮れず)

「まさかのねこちゃんとだるまさんが転んだじゃん」

わー、かわいいなと思いながら、その後も同じクダリが数回続き、その一本道の突き当りまで来たら、道は左へ90度に曲がります。

ねことは10mほどの距離があったので、道を曲がってから立ち止まってあとをついてくるねこを観察していると「来た、来た」

2匹とも姿を見せてくれたのですが、道に曲がった私には目もくれず、そのまま一本道まっすぐの突き当りになる家の塀を越えて、いなくなってしまいました。

遊んであげていたつもりだったけど、ねこは行き先に用事があってそこに変なおじさんがウロウロしていたから先に行けなかっただけで、完全に遊ばれていたようです。

楽しい気持ちから一転して何か淋しくなってしまった、あるポスティングおじさんのエピソードでした。

ねこと「だるまさんが転んだ」やったことありますか?