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ポスティングスタッフ募集のチラシ

以前、配布したポストの中に、「ポスティングスタッフ募集」というチラシが入っているのを見かけました。

人の郵便物をじっくり見るわけにはいかないので、それ以上の詳細は分かりませんでしたが「こういうパターンというか技があるのか?」と感心しました。

ポスティングは意外と需要があり、うなぎ上りの業界だと思うけれど、待遇面や労力、時間の浪費等を総合的に考えると、人材がなかなか定着しにくく、企業側も採用に苦労しているのではないかと推測できます。

そして情報量満載のネット求人サイトや求人広告、複数のチラシに埋もれてしまう新聞の折り込み広告では効果が薄くなかなか認知されにくいのが現実かと思います。

そのような中で、ポスティング会社として自らのノウハウと人材を活用し、求人チラシを個人宅へポスティングする作戦は多少なりとも「反響の可能性が高まるのでは?」と考えるのは当然かもしれません。入っている家と入っていない家があったので事前にデータを持って配っているのか、または現地の様子で選別しているのかどちらかだと思いますが、ただ配っているというわけではなさそうでした。

求人募集している会社は、わざわざこの求人チラシをポスティングしてもらうためだけに人を使うことはないのであろうと思います。求人するほどの人手不足ならそのチラシを配る以前に本来受託している案件に人を投入したいはずです。また人を使えば報酬を支払わなくてはなりません。

恐らく時給制で働くパート、バイトのポスティングスタッフ若しくは多少の賃金を上乗せして業務委託契約のスタッフが、他のチラシを配るついでに配っているのではないかと思います。

私の経験から考えても、何百件、何千件とポスティングすれば多少の反響が出るものなので、技ありの作戦かなと思いました。

このチラシを見た時から私自身にもひとつの野望が生まれました。次回、その内容をお伝えしていきたいと思います。