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ソニーのiPhoneという表現はめずらしくない

昨日トレンドになった増田

の中でも「ソニーのiPhone」というパワーワードがわりとバズっていた。

けどこれそんなみんなに響くワードだったんだ?!
もうなんか当たり前のように聞いたことのある表現だったから、むしろなにも思わなくなってた!!

以前書いた、携帯ショップで働いていた頃の話がこれまでに書いたnoteの中でいちばんスキがついたこともだけど、わりとみんな携帯ショップとか販売員の話って興味あるのかな。

さすがにわたしはiPhone売り場の前まで来て「この中でソニーのiPhoneはどれですか?」とまで聞かれたことはなかったけれど。。。なかったかな? たぶん…なかったはず…。

いやでも多い。
スマホとiPhoneは別物だと思ってる人、めっっちゃくちゃ多い。

お客さん「機種変更したいんです」
ふらみん「機種お決まりですか?」
お客さん「まだ決まってなくて…スマホとiPhoneってどっちがいいですか?」

っていう会話100回以上したことあるよ!!

念のため、この会話のどこがおかしいの? という方向けの説明だけどiPhoneもスマートフォンの一種です。iPhoneというブランドのスマホです。

ソニーのiPhone、という表現も数回は聞いたけど、だいたいはXperiaのことで丸く収まった。

あと困るのはWi-Fiを「ウィーフィー」って言う人。
これが本当に30代後半とかでスーツ着て身なりもきちんとした人の口から出てくるんだよ。
マジびっくりするし最初聞いたとき笑いそうになったけど、会話の中でさらっと「ワイファイ」って言い直してべつにお客さんに対しては訂正しなかった。さわらないのがいちばん。

まあ約10年も携わった仕事なので、困ったお客さんの話とか掃いて捨てるほどあるけど、あんまりこういう不特定多数に見られるところで書きたくないなというのが本音。

わたしも聖人じゃないのでもちろん腹が立つこともあったし、こいつよく今まで誰にも殺されず生きてきたな?! って思ったこともあった。
当時は同僚に話せばそれでスッキリしてたし、どうしてもつらいときは家族や信頼できるお友達にだけ話した。どうしてもどうしてもつらかったときはとにかくつらかった! ということだけ書いた。

今の職場は前職が同じ人が多いので、こういうお客さんいたよね~わかる~あるある~って話すだけでけっこう満足する。

わたしがほしいのは共感だけであり、結局お客さんの愚痴というのは悪口だからだ。

前回話した中に出てきた、人の心がない同僚は店でいちばん売上をあげていたけれど平気でお客さんの悪口を言う男だった。
顔のかわいい若い女の子には丁寧に接客するけれど、そうではない人には平気でバックヤードでブスだとかデブだとか言う奴だった。
人間性に問題がある。だけどいちばん売る。なんなら九州でいちばん売ったこともあり全国でもトップレベルに食い込んだこともあるらしい。(わたしが異動する前の話なので詳しくは知らない)
売り方だって、それこそ相手の無知につけ込むような売り方だったのに、よく売るからという理由だけで周りが強く言わないことが本当に腹立たしかったし、バカバカしかった。

わたしは自分の接客に対しての満足度が85%以上になることには誇りを持って真面目に取り組んでいた。
なにより自分がコミュ障だから、自分が接客されて嬉しいスタッフでいるよう心がけていた。
だから悪口は書かない。自分が接客してもらったスタッフさんが、裏でネットに自分の愚痴を書いているなんて知ったらもう外に出られなくなる。

12/6の、ソフトバンクの通信障害はわたしも参った。
でもなにより、現場で働いている人たちの苦労が偲ばれた。もし自分が働いているときにあんな大規模な通信障害が起こっていたらと、想像するだに恐ろしい。

でもまあ、毎日持ち歩くもののこともう少し知ってくれていいんじゃないかなって思う。
精密機械なんだから落とせば壊れるのは当たり前だし。パソコンを150センチ程度の高さから落としたら壊れるっていうのは想像しやすいけど、携帯電話だと平気な気がしてしまうのはなんでだろうね。(もちろん簡単にこわれないよう耐衝撃のテストはしっかり行われている)
無線機だから電波が切られれば通信はできなくなるし、そうならないよう日夜いろんな人が一生懸命働いているんですよ。

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