手帳を書くことを習慣化するためにやった2つのこと
前回までのあらすじ
約10年挫折をくり返した、アナログ手帳を1年通して使い続けるという行為をついに達成したふらみんちゃん。ヤッター! おめでとう!!
今回は、10年も挫折してたのに一体どうやって続けることができたのか? というお話です。
ずばりやったことは2つ。
1.生活導線上で無理やりかつ自然に手帳を開く時間を作る
2.毎日記録できることを書く
順番に説明していきまーす。
1.生活導線上で無理やりかつ自然に手帳を開く時間を作る
まず、仕事中に必ず手帳を開くことにしました。
手帳を使えたことがない、とはいえ厳密にいえば前職で仕事のことしか書かない、セキュリティの関係上持ち帰れず仕事中にしか使えない手帳はそこそこ使えてたんですね。でもこれは単純に死ぬほど〆切や数字に追われていたから。メモして持ち歩いてないとやっていけないレベルで。
そこを参考に、まず職場へ手帳を持って行き、自席の机に置くことからはじめてみることに。
無理やり、かつ自然にっていうのは一見矛盾してるけど
・職場の自席に手帳を持っていくことで、無理やり目に入れる
・1日の4割を過ごす自席に手帳があることで、気合いを入れずとも自然と手に取れる
ということです。
なので休みの日は基本カバンの中に入れっぱなし。たまに買い物リストを確認するために開く程度。
どうせ続けられないと思っていたので、仕事中に開くだけでも上出来という感じでどんどんハードルを下げまくりました。
始めてすぐは手帳が目に入るたび「これが続かなかったら手帳はやめる」という決意を思い出したし、同時に「とはいえちょっと名残惜しいなあ……」っていう状態でもあったので自然と手帳に手が伸びたんですね。
あと性格的にも「もしこれをしくじったらもう後がない」的な状況に強いところがあるので、それもいい具合に作用しましたね。火事場の馬鹿力がハンパねぇ蠍座です。
最初はそんな感じで始めて、仕事中に手帳を開くのが当たり前になり中だるみし始めた5月末ごろからは家でも手帳を開くよう↓のアプリでしばらくリマインドするように。
リマインドした内容も「手帳を開く」だけでした。
開いてなにか書きたかったら書くし、特に思いつかなかったら書かない。
あとは仕事中に「帰ったらこれだけはやる」と決めて書いた内容とかを開くことで思い出し、行動に移したり。
行動しないときもあったけど、それはそれで「今日はやーめた」ってだけであまり深く考えないことにしてました。
2.毎日記録できることを書く
これはね、ホークスの試合結果を書き続けました。
なんだけど、それが奏功し始めたのは2018年シーズンが開幕してから。
前回のnoteにも書いたけどたまたま手帳を書き始めた17年の11月、年明けのイベントに急遽出ることにしてたので最初は原稿の進捗を記録することに。
表紙画像はガチのマジで原稿の〆切前後に書いてた内容ですわ。字が汚いのとかマスキングが多いのは(゚ε゚)キニシナイ!!(人に見せる気で書いてなかったから!)
わたしは文章で本をこさえてイベントで頒布するタイプのオタクなんですけど、とにかく原稿中ってすべての判断力決断力を書くことに注いでいるので他の事務作業に対してほとんど頭が回らないことも多いんですよ。
なので原稿を進められない仕事中に、どこまでやったか、あとはなにをすればいいのか、ということを思いつく限り手帳へ書き出してました。
このとき初めて手帳が覚えててくれるってめっちゃ便利…! っていう高揚感を得られたのは大きかった。
そんでイベントも終わりまた書くことがなくなったな…っていう2月、3月ごろに「どうせならプロ野球の結果書くか、毎日あるし」と思い立ち、開幕から記録開始。
あと大好きなムネリンが開幕前に体調面から自由契約ということになってしまったのがショックで「推しを見られるのは今しかないんだ!!」っていう気持ちから今年はたくさん野球を見たかったのもある。
プロ野球の試合結果を記録してよかったことはこれも2つあって
・ほぼ毎日好きなことについて書くことができる
・過去を遡るのが容易。見てない試合でも寸評まで記録されてるから後日まとめて書くのもすごく楽
ということ。
大切なのはあくまで「好きなことの記録」であることと「後でまとめて確認するのが楽」なこと。習慣化するまでは、毎日必ず書くのって大変だからね。
一言日記とかだと「なにを書くか考え、決めて、一言にまとめて、書く」
体重とか食べたものとかそういう生活の記録は「(書きたいことの)行動を起こして、覚えて(思い出して)、書く」
って感じで複数アクション必要なのでわたしにはハードルが高い。しかも後日まとめてだと思い出せなかったりするし。
それに比べて野球の結果ならPCでもアプリでもスポナビを開いて書きたい試合の詳細からスコアと責任投手、誰がホームラン打ったかとかを見て書けばいいだけなのでめっちゃハードル低い! らくちん!
1年のうちにはほとんど書けなかった週とかもざらにあったけど、あとから野球の結果だけでも書いとけば「ちゃんと書いてる」感がすごくあったので「書かなかった…」という自己嫌悪に陥らなくて済む! 精神衛生にやさしい!(上の写真が野球のことしかほとんど書いてない週)
結果的に、9月ごろにはアプリに頼ることなく寝る前に手帳を開く時間を作るところまで習慣化することに成功しました。
ということで
1.生活導線上で無理やりかつ自然に手帳を開く時間を作る
初めのハードルはめっちゃ低めに設定する! 今までやってなかったことをワンアクションでも実行するだけでめっちゃえらいぞ!
2.毎日記録できることを書く
書いてて楽しいこと、好きなこと、かつ後からでも確認しやすいことを記録する! 自分自身が思い出したり覚えてないといけないことより、見ればわかることのほうがが書きやすい!
この2つを実践することで10年挫折をくり返した「アナログ手帳を書く」という行為を習慣化できたのでした。めでたし!
誰にでもすでに毎日無意識で必ずやっていることっていうのがあるはずで、それを利用しつつうまいこと組み込んでいけるよう考えることが大事なんだなと学べた1年でした。
もっと具体的な書いてることとか、それがどんなふうに変わっていったかもそのうち書きます。
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