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学びを介護福祉に活かす ① 〜他者と働く〜

介護業界あるあるとして,人間関係に悩むことがあると思います....離職率の1位も人間関係.

全ての悩みは人間関係であると心理学者のアドラーも言っていますね.

そこで紹介する本は「他社と働く わかりあえなさから始める組織論」です.

まずは組織と組織の溝があることを認めます.介護組織と看護組織の溝.事務所組織と現場組織の溝.ホーム内組織と本部組織の溝

組織の溝は何型ですか?①対立型/互いのコミットメントが対立する②回避型/本質的な問題を回避するために逃げる③ギャップ型/大切にしている価値観にギャップがある④抑圧型/言いにくいことを言わない

ご利用者に正月のお餅を食べさせたい介護組織と,食べさせたくない看護組織.    これ以上経管栄養のご利用者を受けたくない看護組織と受けてもらいたい本部組織.   何型の対立でしょう?

その後,対立する組織のウィンナラティブを考える.ナラティブとは解釈の枠組みです.本書では「相手の立場になって考える」ことと定義しています.つまり相手の立場の立って両者がウィンウィンの関係になることを考えます.


一番大事なことは自身の心に手をあてて自身は,偏った考えであると認めてかた「対話によって」ナラティブアプローチをすること.

やはり自分自身に向き合うことがとても重要ですね.

参考文献 他社と働く わかりあえなさから始める組織論 宇田川元一

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