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介護事業所の清掃業務と今後

このご時世(コロナ禍)、老人ホーム内での清掃業務はさらに重要性を増し、内容によっては差別化できる価値にも繋がってくる。

主な介護ホームでの清掃業務例。
●共有部の清掃。(食堂、廊下、相談室、事務室、機能訓練室等)→週に2回から3回
●各居室。→ゴミ集めは毎日。清掃は隔日。
●風呂、共用トイレ→毎日。
●手摺やドアノブの消毒。
●厨房→毎日。定期的に専門業者の清掃。

ひと昔前では、上記の清掃業務も、介護職員の仕事のひとつであった。昨今清掃の専門スタッフか、清掃の業務委託をする事が増えてきています。介護職員不足から、身体介護以外の義務をその他職員に集約させ、効率化を図っています。
それに加えて、抗ウイルスや殺菌除菌の必要性が高まっています。抗ウイルス成分が長続きするスプレーなどの開発も進み、感染症対策をどれだけ行っているかも重要な視点である。

※今後の老人ホームの清掃業務のビジネスチャンスは?
「空間の清掃」です。コロナウイルスで言われている、飛沫感染やエアロゾル感染。コロナウイルスだけではなく、嘔吐物が乾燥し飛沫し感染するノロウイルスや感染性胃腸炎もあります。
つまり、空間内のエアロゾル(空気中に漂う微細な粒子のことを指します。)

空間の感染症のエアロゾルをどの様に殺菌するか、抗菌するか?が次の時代の清掃のビジネスチャンスです。


「殺菌」とは?
殺菌の意味は、言葉のとおり「特定の菌を殺す」ことです。とくに菌の種類や数は問いません。すべての菌を殺さなくても、数が減れば殺菌といえます。
「除菌」とは?
除菌の意味は、「菌を取り除く」ことです。「殺菌」することも除菌に含まれますが、医薬品や医薬部外品以外では「殺菌」を謳えないので、この表現がよく使われます。
「抗菌」とは?
抗菌の意味は、「菌の増殖を抑制する」こと、つまり菌が住みにくい環境をあらかじめつくることを意味します。
滅菌
滅菌とは、「あらゆる菌を殺菌する」ことで、とても強力です。
消毒
消毒とは、細菌の活動を弱めること。人体に有害な物質を除去または無害化することです。


注2

厚生労働省の感染症ページです。参考まで

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00089.html

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