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EQ×福祉サービスを考える(2)

前回はEQとは何かを①②③④にて定義しました。①②は、自分自身の感情に向き合うこと。③④では、相手の感情に関して、向き合うこと。下記にその定義を再掲します。

①自分自身がいま、どういう感情の状態にあるか客観的かつ意識的に感じ取る能力
②それらの感情な持つ特性を把握し、最適な感情状態を作り出す能力
③同時に対峙する相手の感情を読み取り、それが相手の言動にどう影響しているのか感じる能力
④それらの感情を利用し、より最適な感情を生み出すために、感情をマネジメントやコントロールする能力

●③を私が介護現場に出勤したときに置き換えて考えてみよう。

自身の感情に向き合って朝、出勤。同僚上司仲間と笑顔で挨拶します。同僚上司仲間が、どんな感情か読み取ります。忙しいそうで、心雲ってそうだな!?看護師さんは介護スタッフに比べ少ない人数で心細くないかな!?楽しそうに会話していて心豊かかな!?表情な仕草から相手の感情を想像します。 

ご入居者にも明るく挨拶します。笑顔で楽しくお過ごしで、アクティビティでは心が踊っているかな!?眉間に皺が寄って怒ってそうで心を閉しているな!?いらいらしてそうな表情をしているな!?心が満たされていそうな仕草をしているな!?
ご入居がどんな感情状態にあるか想像します。
(私はお体状態の観察はいつも行なってきました。しかし、ご入居者の感情の観察は意識しないと、できないな。と感じる。) 

同僚上司仲間やご入居者が何故、上記のような感情に至ったか想像してみます。それが感情の理解です。

さて、①②自分自身の感情の理解とコントロールをして③は対峙する相手の感情の理解でした。次回より④やEQトレーニングなどなど投稿予定。
参考文献「EQこころの鍛え方」高山直
「EQ心の知能指数」ダニエルコールマン

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