見出し画像

子供のミライ:これからの学び方について

最近の読書ラインナップの中で、昨年出た落合氏の新書での学びが多かったのでそれについて。これもうアマゾンだと中古200円+送料340円、500円程度で買えちゃうんだね。

「落合陽一の本=ちょー難しい」というイメージがあった自分にとって、今回のこれはまじで読みやすかった。というか本の内容自体がいかに自分の考えをロジカルに他人に伝えるか、なので、それをかなり意識して優しくしたのかな、と思う。

タイトルこそ「働き方」と書いてはあるけど、内容は今後の子育てに頭に入れておきたいなと思う事ばかりだったので、要点をまとめて紹介。

おおまかな内容まとめ

今後ますます「ブラックボックス化」する複雑なものが増えていく時に、それを知らない人(世の中大半の魔法をかけられてる人)になるか、仕組みを知ろうとする人(魔法を使える人)になるかで大きく変わっていく。

そして魔法をかけられコンピューターに使われる存在(UBER配達員などがその例)になっていく人類にならないために、一番大事なのは自分の思考を言語化して論理的にアウトプットできる状態になる事。そこには人間ならではのモチベーションが鍵になっていく。

と理解。

価値創造するための5つの問い

モチベーションを持ってやりたい事が今後価値を見出すか判断するために、次の5つを自分に問いかけてみよう。

1. それで誰が幸せになるか
2. なぜ今それなのか。過去に誰もしなかった理由は?
3. 過去の何を受け継いでそのアイディアに到達したか
4. どこにいけばそれができるか
5. 実現のためのスキルは他の人が到達しにくいものか

上記を満たせば希少性の高い事ができる状態になる。落合氏の言う研究テーマだけでなく、ビジネスモデルや新しいアーティストとしてやる事を決めていくときにも同じマインドで思考を深めると良いと思う。

子供とのコミュニケーションの取り方

親として必ずしも上記「希少価値のある事を見つけてそれを追いかけようね」という発想に陥ってはいけない。それは親のエゴでしかないし、あくまでも手段(落合氏が定義した思考ツール)の押し付けでしかない。

たぶん大切なのは二つあって、一つは書籍の中にも記載されていた「なぜ?」を繰り返す思考を身に付けさせる事と、自分の考えをロジカルにアウトプットして友達、先生、ビジネスパートナーや機械に対して伝える能力だ。

だから親である自分がイギリス帰国だからといって、安易に英語を幼少期から!ついでにプログラミングも!というオーソドックスなツール提供思想の教育は是非とも避けたい。なぜかというとコンピューターがそれらのスキルセットを数年で無意味にさせる(翻訳プログラム、ノーコードの発達等)からだ。

人間にしかできない、モチベーションがわくものを論理的に分解して言語化し外部に伝える能力を与えたい

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?