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Webサイト作成|SEO対策実践編の被リンク対策・その他SEO注意点

SEO対策については「TANOSHIKA HP作成」サイトにも詳しく掲載しています。
以前、noteでSEO対策入門編を書きました。これです
前々回は、SEO対策実践編のサイト設計を書きました。これです。
前回は、SEO対策実践編のコンテンツ作成を書きました。これです。
今回の記事では、SEO対策実践編の被リンク対策・その他SEO注意点について書いてみます。
情報元は『「SEO対策」・超入門2022』 滝口健太郎著 です。

1,被リンク対策

被リンクの意義

被リンクとは、自サイトの外部から自サイト向けに貼られたリンクのことをいいます。SEO効果が望めるのは、ドメインパワーの高いサイトで、かつ自サイトと関連の高いサイトからのリンクになります。

SNSからの被リンクは効果ある?

SNSからのリンクは「直接的な」SEO効果がないとGoogle関係者が発言しています。ただし、一方でSNSからのリンクは「間接的な」SEO効果があるという意見もあります。これは、SNSから貼られたリンク先のページの検索順位が上がる効果はないが、サイト全体のドメインパワーの評価にはプラスに働いているのではないか、ということです。

被リンクを増やすコツ

SNSでリンクが貼られるようなコンテンツとは、要するに、TwitterやFacebookで拡散したくなるような、多くの人に役立つものや、エンターテイメント性が高くおもしろいもの、気づきを与えるものなどです。被リンクを増やすコツは、このような拡散記事を書く以外は特にないものと思っていいでしょう。

被リンク購入は厳禁

被リンクを販売している業者等から被リンクを購入すると、非常に厳しいペナルティが課せられますのでやめましょう。

2,その他SEO注意点

ドメインは独自ドメインの方が有利?

ドメインには、レンタルサーバーの会社を通じて自分専用のものを取得する「独自ドメイン」(有料)と、レンタルサーバーとの契約時に自動的に割り振られる「共有ドメイン」があります。「独自ドメイン」の方が有利かというと、特に優位性はなく、「共有ドメイン」でも十分SEOは可能です。ただし、サイトを長く運営する場合には、サーバー乗り換え時に不都合が生じることがあるため、運営面でデメリットの少ない「独自ドメイン」を利用することをお勧めします。

ドメインのSSL化(https化)は必須

SSL化とは、ドキュメントのセキュリティ対策で、信号を暗号化してフォームの入力内容等が漏洩しないための技術をいいます。ドメインをSSL化すると、ドメインの「http://」の部分が「https://」に変更となります。SEO上は、SSL化されているサイトに関してはユーザーにとって安全性の高いサイトとして評価されます。
これはSEOを行う上で必須の対策といえるでしょう。

サイトの名称によるSEO対策

SEOを行う際は、サイト名が重要になることがあります。例えば、メインで上位表示を狙うキーワードをタイトルに含めるとか、そのままサイトのタイトルにする、キーワードを含めたサブタイトルを付けるという手もあるでしょう。そうすることで、サイトの専門性をGoogleに対してアピールできたり、総じてSEOがしやすくなるというメリットがあります。

サイトの信頼性を担保するためのページを用意する

サイトの運営者情報や、運営会社情報、個人情報保護の方針(プライバシーポリシー)の詳細を記載したページを用意しましょう。

SEOを意識したサイトの更新方法

サイトを育てて行く方法についてですが、記事を追加する頻度(サイトの更新頻度)は直接検索順位に影響はありません。頻繁に更新したからといって検索順位が上がったり、ドメインパワーがアップしたりはしません。むしろ更新頻度を意識して質の低い記事をアップするぐらいなら、時間がかかっても質を重視して記事を増やす方法がSEO的に有利です。また、ある程度記事が貯まったら、記事を追加すると同時に既存の記事をブラシュアップして質を高めるような更新も必要になります。

トップページから2クリックで全ページにたどり着ける設計に

サイト設計の話ですが、内部リンクはトップページから2クリックでどのページにもたどり着けるように設計しましょう。こうすることで、ユーザビリティもクローラビリティも向上します。

サイテーションの獲得

被リンクに似た概念に、サイテーションというものがあります。これは、インターネット上で自サイトについて言及されることをいいます。有益で、影響力があるサイトは、いろいろなシチュエーションでそのサイトについての言及が増えるわけです。このサイテーションが検索順位に影響があるのではないかといわれています。

AMP化でサイトを高速表示

AMPとは、サイトの高速表示のために開発された手法です。AMP HTMLでソースを記述し、ブラウザで表示速度を高速化します。表示速度の面で通常のHTMLよりも格段に早く表示できるため、SEO効果があります。競合相手との兼ね合いで導入を検討してもいいかもしれません。

サイトマップの設置

このサイトマップは「内部対策」で解説したサイトマップのxmlの話ではなく、実際に訪問者がサイト内で迷子にならないようにサイト構成を把握するために設置するものです。これはユーザビリティの向上と同時にクローラビリティを高める効果もあります。作成する場合は、全ページのタイトルをわかりやすく列挙し、テキストリンクで各ページにリンクを貼りましょう。


最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

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