マーケティング戦略|インタラクティブ・マーケテイングについて
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今回の記事では、マーケティング戦略|インタラクティブ・マーケテイングについて書いてみます。
情報元は『マーケティング戦略』 野口智雄著 です。
双方向で市場を創造
企業は顧客の声を真摯に聞くことが重要です。顧客と企業が双方向のコミュニケーションを通じて相互に作用し合うことによって長期的に市場創造を続ける活動をインタラクティブ・マーケティングといいます。
インタラクティブ・マーケティング
★インタラクティブとは「相互作用の」という形容詞です。美容院が典型で、美容師と顧客が直接対話し対話(相互作用)することに通じて、カスタマイズされた製品(髪型)の形成がなされます。しかし、伝統的な消費財マーケティングでは製品開発や広告活動において消費者との対話や協調の余地はほとんどなく、企業からの一方的な働きかけが主でした。
★しかし、インターネットやeメールの登場によって、顧客が企業に対してさまざまな苦情や注文を直接出すことができるようになりました。無論、過去にも電話があり消費者窓口や苦情処理部門に問い合わせすることは可能でしたが、eメールのように迅速な送受信ができながらも非同期性(相手と同時間を過ごす必要がなく好きな時に閲覧できる)を実現するという機能はありませんでした。
★また広告も、テレビや新聞などのマスメディアの多くでは、一方通行的に情報が提供されています。しかし、インタラクティブ・マーケティングの下では、個別の消費者に向けてカスタマイズされた情報を編集および送付できるのです。情報を提供する企業にとっても、これまでのマスメディア広告のように膨大なコストがかからず、長期的な視野で顧客と良好な関係を築くことができるようになりました。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。