お金(政府支出)は増やし続けた方がいい

なるべくシンプルに説明してみる。

例えばある村があり、
その村で村専用のお金を発行して村人全員に同額配り、それの利用を強制したとする。

取引等で利用されて行けば、お金の所有金額はそれなりに偏っていく事になる。

巨大な資産を持つ人の資産に対する消費の割合は、少ない資産しか持たない人と比べると圧倒的に少なくなる。

そして、発行されているお金の額が変わらないと、取引金額の減少に伴い村全体の取引や活動がどんどん制限されていく事になる

つまり、新たなお金を発行して村の経済に投入するか、沢山保有しすぎた人から取り上げて流通させるないと、村は停滞して他の村から出遅れる事になる。

基本的に、支出による貨幣発行と課税による格差調整の両方を行うが、
資産を把握してしっかり徴税する事の難しさを考えれば、ほぼ全ての国でお金は増やし続ける事になる。

日本の場合だと
政府発行の国債
日銀発行の日銀当座預金、現金
民間銀行発行の銀行預金
という複雑な形のお金の発行を行っているのでややこしいが基本的には増やしていく事になる。
一般の企業や人が使うのは、ほぼ銀行預金となるがこれは政府や日銀と比べて不安定なお金になるので、政府や日銀が発行するお金をそれなりの割合で増やしていった方が経済は安定して回っていくだろう。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?