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僕にとっての旅。

ようやく、趣味について書き出します。今日は旅行の話。

自分にとって旅行は身近なこと。父が旅行好きで子供のころは夏休みや冬休みにたくさんの国内旅行に行きました。北は北海道の宗谷岬、南は九州まで。母が大の飛行機嫌いなので家族旅行はいつも列車旅で、新幹線や寝台特急に何度も乗りました。
小学六年生の時はトワイライトエクスプレスに乗るためにわざわざ大阪へ行き、21時間のゆったりした旅行もしたことがあります。北斗星やカシオペア、夢空間っていう北斗星の特別車両にも乗りました。今となっては貴重な経験。

そんな僕にも未経験の地がありました。沖縄です。前述の通り、飛行機に乗る機会がなく、沖縄への旅行は夢のまた夢でした。テレビや本で見るエメラルドグリーンの海や独特の食文化を体験したいと子供ながらずっと思ってました。
しかしその夢が叶いました。高校の修学旅行が沖縄だったのです。この時初めて、自分の行きたい場所へ行くことの喜びを感じた気がします。
初めて降り立った沖縄の地は日本ではないような空気感だったのを今でも覚えています。食文化や伝統を体験できた時の喜びは今でも忘れられない感覚です。
一方で修学旅行だったので平和学習もしっかりとありました。平和記念資料館は友達に置いて行かれるのも構わず、時間内に回れないほどじっくり観覧した記憶があります。

この沖縄修学旅行でその土地の「空気を感じること・文化を体験すること」の快感を覚えました。自分の知らない、体験したことない新しいものに触れる感覚が刺激的でとても心地いいのです。
さらにただ体験するだけでなく、何かインプットすることで自分にとってより有意義な時間になると思ってます。博物館などでその地の歴史を知ったり、独特の文化を知ったりすることで自分の知識になると思ってます。

最近はその想いが海外に向いています。

沖縄を経験した自分にとって次の夢は海外旅行でした。家族での海外旅行はもちろんなかったし、大学に入ってからはそこまで旅行に想いがありませんでした。
しかし大学の卒業旅行でイタリアに行きました。初めての海外旅行がイタリア。しかも添乗員なしのフリーツアー。英語圏でもないし(英語が喋れるわけではなかった)、ほぼ予備知識なしで不安ばかりでしたが、実際に行ってみると日本人とは違うコミュニケーションに圧倒され、味の濃い食事に苦労しつつも、世界にはこんな生活をしている人もいるんだなと沖縄の時とは違う感動がありました。

今はただ海外に行きたいというよりか、行ったことない場所に行きたいって思っています。イタリアのほかにはグアム、オーストラリア、アメリカしかまだ行ったことがないけれど、人生で20か国くらいは行ってみたいし、五大陸制覇もしたい。

で、ようやく表紙の写真の話。

先日、JICA海外協力隊の方の経験を「旅」という切り口でお話しいただくイベントに参加しました。そこで元協力隊の方がおっしゃっていたのが「空気を感じれることと文化を体験できること」が最大の魅力だということ。なんだか勝手に強く共感してしまいました。もちろん僕の経験した旅行と彼らの遂行した任務の経験値は雲泥の差ですが、そういった日本との違いを楽しめる人が協力隊になっているという話を聞いて、旅行だけが世界を感じる手段ではないと感じました。

人生はまだまだ長いので、これからたくさんの異文化を経験をして自分の人生価値を高められたらいいなと思います。

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