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舞台の終演
過日、参宮橋トランスミッションにて上演された舞台「やってきたゴドー」が終演しました。
制作ユニット・製作機関いぜるい〜あ主宰。
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制作をしてました。
ある程度自信をもって仕事が出来ているという慢心、想定外に仕事が裁けない焦り、焦りからくるミス、誰にも頼れないという思い込みからくる孤独感、助けて欲しいのに言えないプライド。陰で支える仕事とわかっていながら、自分の仕事ぶりを見てほしい、評価してほしい欲が強く出過ぎた反省があります。
制作をやりたかったんです。カッコいいなって思いが2割。自分には向いてるはず!という根拠のない自信が8割。
でも、蓋を開けてみたら想像を絶する大変さ、寂しさ、辛さ。まーじで向いてないかも知れないと思いました。
のですが、同時に、今回初めてやったにしてはキラリと光るものがあったのです。あくまで個人的には。
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そして、制作をやってよかったもう1つの収穫は演者としての立ち居振る舞いを改めて見直すきっかけになったことでした。
基本出役をやる機会はあまりありませんが、出役にいるときはスタッフさんの存在を決して忘れない様に必ず参加している皆様に挨拶するよう心掛けていました。でも、スタッフさんがどんな仕事をしていてどんな気持ちでいるのかまでは想像していなかった。
みんな一丸となっていい作品にしよう!お客様に満足して頂こう!は当然思っていましたが、思いの外みんな話したくて交流したい。参加している人同士で繋がり合いたいんだ。
これを知ることができたのが大きかったです。
ある種人としては当たり前の事なんですが、自分の役割に没頭してしまうと中々気付けない事でした。
来年、久しぶりに舞台出演が控えています。共演する演者・ご来場のお客様だけでなく、参加して下さるスタッフの方々へも心配り出来る役者であろうと気持ちを新たに頑張ります。
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