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自分の話するのって怖くない?

いつからなんだろう。

小さい頃は嬉々として自分の話をしていたはずなのに。聞いてくれる人もたくさんいたし。

気づいたら「聞き上手だね」と言われることが多くなっていた。その度に、小さな違和感を覚えるのだ。

私の「聞く」は受け身だ。話し手がいて初めて、その場が成立する。自分発で会話を始めることができないから、話してくれる人に全力で応えているだけ。

そんなスタンスで「聞く」ことに慣れてしまいすぎて、たまに話をする場があると急激に不安になる。自分の話を聞いてくれる人達の顔を見ると、その場から逃げ出したくなる。

なぜこんなにも話すのが怖いんだろうか。


たぶん、「浅い人間」だと思われたくないという気持ちが強すぎるんだと思う。

自分の人間としての面白さに自信がないのだ。それを人前にさらけ出すのが怖い。

自分と対話すればするほど、その気持ちが大きくなっていった。もうどうやって自分の話をすればいいか分からなくなってしまった。


でも、そんなしょうもない恐怖を投げ捨てたくなった。面白くない自分でいいじゃないかって思えるようになりたかった。

その第1歩として、インタビューをしていただくことにした。

このインタビューも「もう1回やり直せたら」なんて思ったりしたけれど、そのときの自分をそのまま残してもらっている。

私と似たような理由でも、全然違う理由でも、「自分の話をする場」が欲しいって思った人はぜひ。

もしかしたら私が聞き役になれるかもしれません。

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