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PTAっている?いらない?③


元小学校PTA会長が感じたPTAの存在意義とは。。。
過去の記事はコチラ↓
良かったら読んでみて下さいね☺️

校長先生、副校長先生を始めとした、学校の先生方との連携や、他の本部メンバーとの関わりは、概ね良好に進んでいました。
しかし、それはそれぞれが多少我慢したり気を遣っているからこそ成立していました。

やはり会長だからといって、権力があるわけでも決定権があるわけでもありません。
もちろん、何かに迷った時、「どうする?」となった時は「じゃあ、こうしよう!」とリーダーシップを取らなければならない時もありました。

他の委員さんたちとも、なるべく垣根をなくして、会議の後に時間のある人たちで雑談をしたり(あくまで残るのは強制ではないことをお伝えして…)、LINEで繋がるようにして風通しの良さを意識するようにしました。

そうすると、案外そこで確信をついたような話が出たり、先輩ママさんや、別の委員をしていた時の経験談を教えてもらったり、とても有意義な時間を過ごすことができました。

私は「会長」とは名ばかりで、周りの方々に本当に助けていただきました。

例えば、スケジュールを把握したり、私に「いつまでにこういう書類を用意してね」と指示をくれたのは書記さんで、1人は専業主婦をしているけど小さいお子さんのいる方、もう1人はフルタイムで働いている方でした。
お二人とも責任感の強い方で、専業主婦の方は率先して平日動いてくださり、フルタイムの方は役員会、運営委員会は半休、大量の印刷が必要な時は土日を使って作業して下さいました。

会計のお二人も、それぞれパートを始めたばかりの方と、フルタイム勤務の方でした。
前年までは各学年の代表委員さんが担っていた、会費未払いの方への対応や、変更のあった児童数や家庭数の確認、予算の見直しなど、二人でとてもよく連携して下さいました。

副会長のお二人。
お一人は専業主婦の方。「自分が一番融通が効くから!」と率先して副校長先生と連絡を取ったり、使いたい教室の予約をしに事務室に直接出向いてくださったり、他の委員さんとも積極的に連絡したり、「どうすれば来年以降、みんながもっと楽になるか」と常に考えて行動して下さいました。

もうお一人は、入学したばかりの下のお子さんが、登校を渋るようになり、毎日朝から下校まで、一日中教室に付き添っていた方。
「私、いつも学校にいるから」と、たくさんフォローして下さいました。

こうして、本当に「誰かのため、子供達のため」と考えてくださる素敵なメンバーに恵まれ活動することができました。

きっと皆さん、すっごく我慢したり大変な思いをさせてしまったこともあったと思います。
実際に、雰囲気が悪くなってしまったこともありました。
「なんだよ!」って思うこともありました。

正直、「会長って孤独だな」って思うこともありました。

でも、ある人たちとの出会いで「会長になって良かった!」と思うことができました👍

続きはまた次回書かせていただきます!
読んでいただきありがとうございました☺️

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