見出し画像

「不調になったときに後悔しないか」を決め手にする

絶賛転職活動中です。

昨日1社内定が出たのだが、回答期限までに他社の選考が終わる見込みがなく。選考中の企業を諦めて内定を受けるか、内定を辞退して結果が分からない選考を続けるか、就活中に発生しがちな葛藤の中にいます。

思い返せば、新卒のときも同じ状況に陥っていたなと。内定がいくつか出た時点で、当時けっこう興味があった企業の選考が終わるのは2ヶ月先。内定を保持できる期間は超えてしまうし、北海道から関東まであと2回も面接を受けに行かなければならないのか…と思い、選考を辞退した。

結果私はこの選択を後悔することになる。今まで人生における選択は肯定的に受け入れてきた方ではあるが、前職で気持ちのバランスを崩したときは「選ぶ会社を間違えた」とどうしようもないことを悔やみ続けてしまった。

これ、もし前職である程度楽しく働けていたら後悔することもなかったと思うんですよね。過去の選択って、現在の自分の状況によって多少捉え方が変わってくると思っていて。本当は、過去の出来事はただの事実として受け入れられるのが健全だけれど、私はどうしても現状のバイアスがかかってしまう。

そう思ったら、現状を満足させるっていうことはもちろん大事だけれど、何かを選択するときに「不調のときの自分が後悔しないか」を考えるのも1個予防策になるのかな、と思いました。

うまくいかないときや調子が悪いときに、その選択自体を後悔してしまいそうであれば、やめておく。自分を休ませたり、目の前の問題を解消したりする方向に舵を切れそうであれば、続けていける可能性も出てくるのかなと。

調子がよいときに目盛りを合わせてしまうと、負の波が来たときに、絶望したりやめてしまったり無理をして体調を崩したりします(経験談)。「無理をしたくない」「しんどさをできるだけ減らしたい」という人間は、マイナスを基準にするのもありなんじゃないだろうか。

たぶん私は明日、1社だけ出ている内定を辞退するんだろうなと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?