見出し画像

僕の彼女は障害者#5

鬱病で転職活動

賃貸の契約をしたものの、一向にスタートができずに実家暮らしを続けていた頃。
転職活動をするので、求人情報を一緒にチェックしていた。
希望する職種は「保育士」
求人はたくさんあったが自分で内容を理解して整理することができない。
私は、「まぁ学生時代は先生がサポートしてくれていただろうし、初めて求人情報をみる様な状態だからこんなものか」と感じていました。
(本当は障害による能力的な問題だったのかな)
月給や年収、社会保険加入の有無、休日などなど基本条件を一覧にして比較しやすい様にまとめてみたりした。
年収よりも月収に優先順位があって、
「ボーナスがなくて年収は低くても月収が高い方が良い!」
というところが折れないのでその条件の職場を受けることにした。

保育園の体験実習

履歴書や面接は問題なく通過。
体調不良の面は本人の希望で言わなかった。
土曜日や平日に数回の実習を行うことになった。
実際に行ってみるとなんと!!!!!!!!!!!
保育士Aさん「○○ちゃんじゃない!?」
彼女「△△先生!?」
実はこの保育士Aさんは彼女が育った保育園に新卒で入ってきた思い出の先生だった!
園長「これは運命だからここで働くしかないね!」

こんな感じで順調に実習も進んでいく。この間は賃貸から実習先へ通うこともできていたし、自分でお弁当を作って持っていくこともできていた。
私は「よし!このまま順調に進むぞ!」と、、、、、

主治医の見解

鬱病で環境を大きく変えるのは慎重になった方が良い。と一般的にはいうが、主治医はこの時点では明確に「鬱病」と診断名はつけておらず「うつ状態」という言い方だった。(鬱病の診断名がつくことがあるのかな?知らなくてすみません汗)
臨床心理士の先生も「働ける」と判断しており、傷病手当ての制度説明はされておらず、「なんとか働いてもらいたい」「気持ちをおらずに」という思いだったんだろう。
私もそれを望みに信じてサポートしていた。

ただ、相変わらずの私にとっては些細なことでの彼女の「大爆発!!」は続いている。夜はLINE電話をしたいということで毎日していたがこれもしんどかったな〜汗

23:00ごろに始めて2時間くらい
最初は普通の話なんだけれど、何かのきっかけで「大爆発!」
1:00ごろに寝落ちするまで切れない。
電話の終了は彼女の寝落ち待ち、、、
その前に切ろうとすると「私なんかともう話したくないんでしょ!!」
私も毎日の様に罵声を浴びせられたりしていてしんどかったな〜
特に生理前となるともう、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

この頃の検索沸騰ワードは
「メンヘラの対応」
「生理でイライラ」

転職希望先での実習はうまく進み始めて、一人暮らしも徐々にスタート。けれども彼女の体調自体はあまり改善していない。
このまま進む不安もあるが、主治医は応援してくれている。

進めばなんとかなる、と思いながら
不安な気持ち50 明るい気持ち50
こんな状態だったかな。

今だから言えること、
うつ状態の時はやっぱり大きな環境の変化はリスク高すぎる。
医療のデイケアなどに通って心身を整えることが良い選択肢だった。

継続5日目
ご覧いただきありがとうございました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?