見出し画像

トップ5%は自分だけ仕事をしない

今回は『AI分析でわかった トップ5%リーダーの習慣』について書いていこうと思います。
よろしくお願いいたします。

本書はトップ5%の成果を出しているリーダー1800名とそれ以外のリーダー1700名を対象にトップ5%の共通点をまとめたものです。

今回はトップ5%の特徴を紹介します。

 

■5%は気持ちと時間に余裕を作る

トップ5%のうち6割は歩くスピードが遅いそうです。

無意識でそうなっている人もいるようですが、意図的に時間と気持ちの余裕を作っているため歩くスピードが遅くなっています。

忙しくしているよりも余裕があるように見えると質問や相談がしやすいはずです。

滅茶苦茶忙しいはずなのに暇そうに見せるのは正直に尊敬します。

 

■5%は話が短い

トップ5%のうち6割はミーティングでの発言頻度は多いものの発言時間が短いそうです。

これは話すことよりも相手に伝えることを目的にしているためで、伝えたいことをコンパクトにまとめて発しています。

また、自分が話すよりも相手に話させるように、しっかりと聞く姿勢、傾聴ができている方が多いそうです。

 

■5%は自分だけ仕事をしない

トップ5%の5割は自分がメンバーより能力が上である必要はないと考えています。

前提として、個人プレーヤーではくチームで成果を上げていくと捉えているため、自分はチーム全体の調整をすることが責務だと思っています。

チームメンバーの一人一人が何かしらの得意や能力を持っていると信じていて、そこを活かしたり、伸ばしてあげようと考えたりするそうです。

仲間を信じるという人間性も素晴らしいですね。

 

■5%は博打的な判断をしない

トップ5%のうち6割以上が思い切った判断をしないそうです。

もっと言えば、成功確率を上げようとするのではなく、失敗の確立を下げようとしています。

過去の失敗の原因を深掘りし、同じ失敗をしないように回避することが結果的に成功に近づくと考えているため、失敗確立を下げる方向性をとるそうです。

大胆不敵というイメージがありましたが、どちらかというと質実剛健な方がトップ5%には多いようです。

 

■5%は信頼関係を大事にする

トップ5%のうち6割以上がメンバーに情報よりも感情を共有するそうです。

5%はメンバーのベクトルを目標達成に向けさせることに注力し、メンバー一人一人に興味や関心をもって人間関係を構築しています。

良好な人間関係を築くために対話の頻度と、相手にしゃべらせる時間が多いそうです。

対話の中では情報よりも感情を共有し、相手の感情に寄り添うことをします。

その積み重ねでメンバーとの信頼関係を築いていきます。

できる人≒ドライな人というイメージがあったのですが、意外にも人付き合いはウェットな人が多そうです。

 

いかがでしょうか。

本書ではほかによくやってしまいがちな95%リーダーの習慣などがあります。
4月からチームリーダーになる方も多いと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?